緊急会員署名に寄せられた意見(抜粋)
【医科】
○ 政府の社会保障費抑制策として行った後発医薬品の薬価引き下げがメーカーの不採算状況などを生み、供給が不安定化した主因であると断言したい。
○ 前もって対策がとれなかったのか疑問です。薬局も含めて現場は混乱しております。政治的失策と言われても仕方ないと考えます。
○ 国が主導して医療機関に何とか薬を届けてください。今後このようなことがないよう、薬の安定供給のシステムを構築してください。GLP-1注射薬がまったく足りません。何とかしてください。
○ 人類の努力の結晶である薬物療法。この医薬品を財政、政治の道具として政治、官僚の思惑に従って犠牲にするのは正論ではない。日本の国、国民の固有の「軸」を無視し、合理性などを中心とし、国民との無数の対話をしなければ日本が衰退し、やがて滅びてしまう。
○ 受診したが治療薬がなければ、患者負担が無用に増える。これは、医療者にとって不本意であるし、内心耐えがたい苦痛です。製薬企業にも是正を求めるとともに行政の指導の在り方を適正化していただきたい。詰まるところ、過度の医療費抑制策は理にかなわないと考える。
○ まともな医療ができなくなっている。すでに医療崩壊は始まっている。目新しい医薬品は薬価は高くもてはやされるが、本当に必要な薬品は安価で効果が保証され安全な旧来の薬品だ。小林化工問題では厚労省の処分が厳しすぎたためにジェネリック各社はリスクをおかさなくなった。薬価評定にも問題があり、薬品供給のコントロールは厚労省の責任である。
【歯科】
○ 命と健康のために最も重要な薬品が手に入らないなんて非常事態です。我々歯科医師でも実感しています。厚労省、何とかしてほしい。
○ 国は国民を見捨てているとしか思えない。
○ 国民の健康を守るための政策を常に留意していただきたいと思います。他国に頼るのではなく、自国で薬品の安定製造ができるようにするべきでは?
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