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医科研究会
  • 医科研究会は、日常診療の一助となるよう幅広い分野からテーマを設け開催しております。
  • スタッフの参加が可能な研究会を企画しております。
  • 医科歯科合同研究会は、医科歯科一体の協会の特徴を生かし、共通のテーマで開催します。
 
医科研究会

「糖尿病を合併した慢性腎臓病に必要なことを考える」

   講 師  大分県・内科阿部医院 院長 阿部克成氏
   と き  2024年8月3日(土) 午後2時~3時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   (岐阜市吉野町6-14 TEL058-267-0711)
   開催方法

 WEBにて視聴または会場にて聴講

   備 考  講師は来場せず、会場では映像視聴のみとなります
     参加希望の方はあらかじめ協会までお申し込みください

 
「過眠の診療
 ―閉塞性睡眠時無呼吸治療後の残遺眠気とナルコレプシー」


 患者の眠れないという訴えは多く、睡眠薬など不眠の情報に接する機会は多いと思います。一方で昼間の眠気の訴えに関しては閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の関与が浸透し、OSAのスクリーンニングが行われることは多くなりましたが、過眠に対する検査や診療に関しての情報に接する機会は少ないのが現状です。今回は眠気に焦点をあて、過眠症の分類やOSA治療後の眠気などへのアプローチについて考えたいと思います。

   講 師  朝日大学歯学部総合医科学講座内科学

 朝日大学病院睡眠医療センター・脳神経内科 大倉睦美氏

   と き  2024年8月24日(土) 午後3時~5時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   (岐阜市吉野町6-14 TEL058-267-0711)
   開催方法

 WEBにて視聴または会場にて聴講

   備 考  参加希望の方はあらかじめ協会までお申し込みください

医科研究会(2024年開催報告)

「神経障害性疼痛の現状と今後の展望」

 2020年に、国際疼痛学会(IASP)による痛みの定義が41年ぶりに改訂となり、「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験」と定義された。生体の警告信号としての役割を失い、長期にわたって持続する痛みは、日常生活に悪影響を及ぼすため適切な治療介入が重要である。本講演では、慢性疼痛治療の基本的考え方、集学的治療における薬物療法の位置付けについて紹介する。

   講 師  よしむらペインクリニック 副院長 山口 忍氏
   と き  2024年5月25日(土) 午後3時~5時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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医科研究会「循環器疾患治療のUp To Date」は、講師の都合により、開催中止させていただくこととなりました。ご了承のほどお願い申し上げます。

「循環器疾患治療のUp To Date」

 演題『ナトリウム利用ペプチドを意識した心不全治療と高血圧治療』

   講 師  平光ハートクリニック 院長 平光伸也氏
   と き  2024年5月18日(土) 午後3時~4時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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「アトピー性皮膚炎の新たな治療戦略」

 演題『エビデンスに基づくアトピー性皮膚炎小児患者への外用指導
    ~ジファミラスト軟膏をどう使ってもらうか?~』


   講 師  (独)国立病院機構 名古屋医療センター
 小児科医長・アレルギー科医長・シーズ探索企画室長
            二村昌樹氏
   と き  2024年3月2日(土) 午後3時~4時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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医科研究会(2023年開催報告)

医科スタッフ研究会

「第9波を経験して議論するCOVID-19の戦い方と感染対策」

 2023年5月、COVID-19は5類に移行した。その毒性の低下や、ワクチンおよび抗ウイルス薬の登場もあり、この夏の第9波で入院する多くは「発症早期で熱のため動けない、食べられない、面倒を見る人がいない」という例であり、重症化を見る機会は大きく減少した。つまり、戦いの舞台は集中治療ではなく、外来に変わってきている。
 ただの風邪では決してないが、感染したら重症化を過度に怖れる疾患でもないこのCOVID-19へのマインドセットの転換を、今回の講演では講説したい。

   講 師  公立陶生病院 感染症内科 主任部長 武藤義和氏
   と き  2023年11月18日(土) 午後3時~4時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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   対 象  医師・歯科医師・看護師・薬剤師・その他医療従者

飛騨地区研究会

「プライマリーケアにおける現実的な不眠・不安への向き合い方」

 日常のプライマリーケアの中では不眠の訴えや不安の訴えについては日常的に遭遇する症状と言えます。訴えに対して何かしらの対策を講じることとなった場合に薬物療法は、大きな選択枠とはなります。しかしながら、2018年よりベンゾジアゼピン系作動薬である抗不安薬・睡眠薬に対する処方に関連した減算規定などがあり、取り扱いが難しくなっている現状があります。このような状況の中で不眠や不安についてどのように向き合えばいいのかをお話ししたいと思います。

   講 師  中部国際医療センター 精神腫瘍科 部長 森藤 豊氏
   と き  2023年10月28日(土) 午後3時~5時
   ところ  高山市文化会館 3階講堂
   (高山市昭和町1丁目188-1)
   開催方法

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「『スマート療法』の今、そして将来
 ― 高血圧診療における治療アプリの活用 ―」


講演1 「創業者が語る、治療アプリが創る未来予想図」
   講 師  株式会社CureApp 代表取締役CEO、
 日本赤十字医療センター 呼吸器内科 佐竹晃太氏

 スマートフォンのアプリで本当に治療は可能なのか?アプリで血圧が本当に下がるのか?CureApp HT 高血圧症治療補助アプリ登場から1年。現役の医師であり、株式会社CureApp代表取締役でもある佐竹晃太が、創業時や治療アプリ開発時のエピソードを織り交ぜつつ、アプリが創る医療の未来の可能性についてお伝えいたします。

講演2 「減塩にも貢献、期待広がるアプリによるスマート降圧療法」
   講 師  広島県・日下医院 院長 日下美穂氏

 高血圧治療にとって欠かせない生活習慣指導。特に減塩コントロールが診察時だけでは困難だと感じている先生も少なくないかと思います。そうした患者さんの日常をアプリでサポートする治療アプリが登場して1年が経ちました。本講演ではアプリと診察時の指導を合わせたスマート降圧療法について、処方の方法や、それが診療や患者さんのモチベーションにどのような変化をもたらしたのかなどのお話をさせていただきます。

   と き  2023年10月21日(土) 午後3時~5時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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「放射線の基礎知識と医療放射線安全管理について」

 2020年4月から医療法施行規則の一部が改正され、医療機関の管理者が確保すべき安全管理体制に「医療放射線に係る安全管理」の体制を追加することとなりました。今回の講演は、ここで定められた「職員研修の実施」に基づき、放射線の基礎知識、警告線量超過事例の対応、放射線診療を受ける者への情報提供についてお話させていただきます。

   講 師  藤田医科大学
  医学部放射線医学教室 主任教授 外山 宏氏
   と き  2023年9月3日(日) 午前10時~12時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法

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   対 象  医師・歯科医師・診療放射線技師・看護師・
 歯科衛生士・その他スタッフ

「循環器医の視点から考えるSGLT2阻害薬
 ~2型糖尿病と慢性心不全治療の新時代をむかえて~」


 心不全の概念の変性と心不全治療の変化、高齢化社会での問題点、心不全患者数の将来予測や心不全と糖尿病の密接な関係性を踏まえ、 SGLT2阻害薬のエビデンスや現在と将来の立ち位置をお話しさせていただきます。

   講 師  公立陶生病院 院長 味岡正純氏
   と き  2023年8月5日(土) 午後3時~4時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策2023」

 2021-2022年に医療機関におけるランサムウェア被害が多発した。
 事例の詳細をみると、地方の中小の医療機関や歯科も被害に遭っていること、同じVPN装置の脆弱性を突かれて繰り返し侵入を許していること、等学ぶべき教訓が得られる。また2023年は上記の被害多発を受けて、厚生労働省の医療情報システムの安全管理に関するガイドラインの改訂(6.0版)や、医療法の施行規則の一部改正等が行われ、医療機関に求められる社会的な責任としてサイバーセキュリティ対策が急務となっている。
 本講演では、医療機関が採るべきサイバーセキュリティ対策の基本的な考え方を解説し、事例に基づいて具体的な対策についても概説する。

   講 師  愛知医科大学 医療情報学部 部長・教授
 一般社団法人 医療ISAC 代表理事  深津 博氏
   と き  2023年7月29日(土) 午後3時~5時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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「病的肥満症、糖尿病に対する減量・代謝改善手術」

 1950年代から開始された肥満外科手術は現在では全世界で年間に約70万件行われています。日本でも病的肥満症や糖尿病などの代謝疾患に対する手術治療として、2014年から腹腔鏡下スリーブ状胃切除術が保険適応となりましたが、まだまだその認知度は低いかもしれません。大垣市民病院では2017年に岐阜県下では最初に導入し、現在までに88例に施行してきました。本講演では減量・代謝改善手術の治療効果、将来展望について講演したいと思います。

   講 師  大垣市民病院 外科医長 高橋崇真氏
   と き  2023年6月3日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法

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講演1
「弁膜症の診断と内科的治療について」
   講 師  岐阜ハートセンター 循環器内科 部長 山本真功氏
講演2
「弁膜症の外科的治療~外科医の役割とその変遷~」
   講 師  岐阜ハートセンター 心臓血管外科 部長 小山 裕氏

 本年5月8日より、新型コロナウイルスは感染症法上5類に分類され、本邦は正常な生活に戻りつつあります。その中で、高齢者の活動性が上がるにつれて、無症状であった心臓弁膜症の患者様が徐々に症状が出て来るのではないかと考えられます。そのような現状を踏まえ、内科医と外科医の立場から診断から治療に至るまでお話をさせて頂きたいと存じます。

   と き  2023年5月27日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
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「ワクチンに関する最近の話題」

 肺炎球菌感染症は、高齢者では重症化しやすい疾患であり、高齢者医療の大きな問題の1つである。
 HPVは成人において、子宮頸がんをはじめ、性器周辺のがん(肛門がん、陰茎がん、膣がん、外陰がんなど)や咽頭がんの原因となることが知られている。
 肺炎球菌感染症、HPV感染症は、いずれもワクチンで予防できる感染症であり、ワクチンで予防できる感染症はワクチンで予防することが望ましい。
 本講演において、これらのメッセージを伝えたい。

   講 師  愛知医科大学大学院臨床感染症学 主任教授 三鴨廣繁氏
   と き  2023年4月22日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
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「With ARNI時代の降圧療法の戦略的アジェンダ」

   講 師  大西内科ハートクリニック 院長 大西勝也氏
   と き  2023年3月4日(土) 午後3時~4時30分
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法

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「片頭痛治療の現状とパラダイムシフト」

 片頭痛治療において予防療法ではCGRP関連抗体、急性期治療では血管収縮作用のない(ex vivo:冠動脈)5-HT1F作動薬であるラスミディタン(lasmiditan)が使用可能となりました。新しい選択肢が増え、まさに片頭痛治療のパラダイムシフトが起きています。その現状と今後についてお話いたします。

   講 師  朝日大学病院 麻酔科 教授 下畑敬子氏
   と き  2023年1月14日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法

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医科研究会(2022年開催報告)

「帯状疱疹の診断,治療,予防の最新情報」

 帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化によって起こる疾患であり,水痘罹患者なら誰でも発症する可能性のある疾患である.また皮疹だけでなく各種合併症の存在や後遺症である帯状疱疹後神経痛は患者QOLを低下させる.本講演では帯状疱疹の疫学,病態,診断,治療,ワクチンによる予防やCOVID-19との関連など最近のトピックスについて解説したいと思う.

   講 師  愛知医科大学 皮膚科学講座 教授 渡邉大輔氏
   と き  2022年12月17日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法

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「認知症治療 Up To Date」

 コロナ禍の影響もあり、認知症診療の現状も変化しつつあります(受診の遅れなど)。また、新しい治療薬や診断法(アミロイドPETなど)も開発されつつあります。これらの現状について講演したいと存じます。

   講 師  香川大学医学部 精神神経医学講座 教授 中村 祐氏
   と き  2022年10月15日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
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スタッフ研究会

「新型コロナウイルス感染症の“現在地”と今後の展望」

 新型コロナウイルス感染症の流行により、人々は生活・行動様式の変化を求められ、職場や学校、飲食、イベント・レクリエーションなど、日常生活の様々なシーンを含め、社会全体が大きく変貌しています。我々、医療の領域においても、様々な対応・対策が求められ、必要な体制整備および機能強化を進めてきました。発生から2年半以上が経過し、ワクチンや治療薬、検査法など新たな製剤・技術の開発・導入とともに、様々な知見も蓄積されてきております。
 本講演では、新型コロナウイルス感染症に関するこれまでの経過を振り返りつつ、現状、さらには今後の展望についてお話しします。

   講 師  岐阜大学医学部附属病院
       生体支援センター 教授 馬場尚志氏
   と き  2022年9月10日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法

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   対 象  医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、
 薬剤師、その他医療従事者

Lecture Session 1
「岐阜県で開始されているCKD医療連携ツールについて
 ―当科におけるダパグリフロジン開始症例を含めて―」

   講 師  岐阜県総合医療センター 腎臓内科 部長 村田一知朗氏

 岐阜県のCKD対策ですが今から約11年前の2010年より岐阜県慢性腎臓病予防対策事業が開始され途中2015年に岐阜大学医療連携講座に事業移管し、2019年より再度岐阜県において岐阜県慢性腎臓病対策推進事業として開始継承されております。同時に岐阜県医師会にCKD医療連携WGが設置され、CKDの早期発見から専門医への紹介の流れ及びその後の多職種連携による経過観察について円滑に施行されるツールを作成し、今春より岐阜県内に配布し活用開始しております。今回このツールについて解説させていただきますのでCKDの進行を抑制するために是非活用していただきたいと思います。
 またそれに関連して最近話題のCKD治療薬ダパグリフロジンについて当科での開始症例を提示しながら、私ながらの感触についてお話させていただきます。

Lecture Session 2
「CKD治療におけるフォシーガの願い」
   講 師  福島県立医科大学医学部腎臓高血圧内科学講座
             主任教授 風間順一郎氏

成人の8人に1人がCKDと言われており、新規透析導入患者数は年々増加しております。
そのような中、世界で初めてのCKD治療薬が登場しCKD診療が新しい時代を迎えようとしています。
これからは腎臓専門医にお任せでも、かかりつけ医にお任せでもなく、地域で闘う総合力が必要です。
早期発見・早期介入の重要性についてお話ししようと思います。

   と き  2022年8月6日(土) 午後3時~5時
   開催方法

 WEBにてご視聴



「睡眠関連疾患の多様性
 睡眠医療センター受診患者から探る睡眠関連疾患診療連携」


 健康を支える3大要素の1つである睡眠は患者の関心も高く、成人の30%以上が不眠症状を抱えているといわれています。一方で睡眠関連疾患は不眠、閉塞性睡眠時無呼吸のみならず多岐にわたり、各疾患単独ではなく併存が多く多因子であることが診療上問題となります。睡眠医療の基本的な流れや各種疾患との関与をお話しするともに、睡眠医療センター開設1年半が過ぎ、地域睡眠医療確立のために現時点で何が必要とされ足りていないのかを先生方とともに明らかにできたらと思います。

 本研究会は「不安又は不眠に係る適切な研修」に該当します。研修を受講した場合には、ベンゾジアゼピン受容体作動薬の長期処方に係る減算規定が除外となります。参加された医師には受講証を発行します。

   講 師  朝日大学歯学部総合医科学講座内科学分野
 朝日大学病院睡眠医療センター・脳神経内科 教授
                   大倉睦美氏
   と き  2022年7月23日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法

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「脳梗塞二次予防のための至適治療」

 脳卒中・循環器病対策基本法が策定され、岐阜県内における脳卒中連携の確立が求められています。急性期病院の立場から、その二次予防の重要性についてお話させて頂きます。

   講 師  岐阜大学医学部附属病院
       脳神経外科 講師 榎本由貴子氏
   と き  2022年6月11日(土) 午後3時~5時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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「進化する糖尿病治療
  ― 1000万通りの個別化医療の実現に向けて」


 わが国の糖尿病患者数は1,000万人に上り、治療薬が進歩した今日においても、透析や失明はもちろん足切断や心筋梗塞、脳梗塞などを発症するものが少なくない。社会の超高齢化を背景に高齢者の糖尿病が激増する一方、生活習慣の欧米化により若年者の肥満糖尿病も増え、より効果的に合併症や併存症の発症・進展を抑制すべく、個別化医療の重要性が強く認識されている。本日は、1,000万人の糖尿病患者に対応する1,000万通りの個別化医療の確立と普及について先生方と討議したいと思います。

   講 師  岐阜大学大学院医学系研究科
   糖尿病・内分泌代謝内科学/膠原病・免疫内科学
       教授 矢部大介氏
   と き  2022年4月2日(土) 午後3時~5時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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「心房細動の早期発見と治療」

 心房細動は年齢とともに有病率が増えるため循環器を専門としない日常診療でもしばしば遭遇する疾患です。心房細動を発見した際の治療や専門医に紹介するタイミング、外来観察でのポイントをお伝えいたします。

   講 師  岐阜ハートセンター 循環器内科 部長 三宅泰次氏
   と き  2022年1月15日(土) 午後3時~5時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

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医科研究会(2021年開催報告)

「抗不安薬の使いどきとやめどき」

 2018年度に向精神薬処方における適正化のための診療報酬改定が行われています。そもそも本邦において抗不安薬の処方実態が適正とは言えないケースが数多く見られていることが改定の動きにつながった一因となったと考えられます。したがって、今回は抗不安薬の適応、適正使用、有害事象、適切な中断方法についてお話しします。また、プライマリーケアにおいてもよく遭遇すると考えられる、うつ病、不安障害についての診断、治療についてもお話ししようと思います。

   講 師  公益社団法人岐阜病院 副院長 石井俊也氏
   と き  2021年11月13日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法

 WEBにて視聴または会場にて聴講



「糖尿病網膜症~糖尿病に関する眼科的知見~」

 日本糖尿病学会で『糖尿病網膜症診療ガイドライン(第1版)』が作成されました。今回はこのガイドラインに沿って糖尿病網膜症の診療指針をお話しさせていただきます。

   講 師  ほり眼科 理事長 堀 暢英氏
   と き  2021年8月28日(土) 午後3時~5時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   開催方法

 会場で聴講またはWEBにて視聴



「日常診療における放射線の基礎知識
 『診療用放射線に係る安全管理の研修』」


 2020年4月1日から医療法施行規則の一部が改正され、医療用放射線に係る安全管理体制の確立が求められるようになりました。放射線診療を受ける者に対する説明行為は、主治医または歯科医師が責任を持って実施すると明記されています。検査前には「検査の必要性」、「被ばくの影響」、「被ばくの取り組み」の説明が必要となります。本研修では、医療被ばくの基本的な考え方と防護の最適化、放射線診療の正当化など中心にお話いたします。

   講 師  藤田医科大学医学部
       放射線医学教室 主任教授 外山 宏氏
   と き  2021年7月11日(日) 午前10時30分~12時30分
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法

 WEBにて視聴(Zoomウェビナー利用)または会場で映像視聴

   対象者  医師、歯科医師、放射線技師 他


「認知症の診断とフォローにおける病診連携の重要性」

 社会全体の高年齢化に伴い、認知症患者は増加の一途にあります。認知症患者とどう共生していくかという問題は、家族のみならず介護・医療関係者全体で考えるべき問題です。本講演では認知症の診断、治療といった医療的な内容の他、開業医と認知症疾患医療センターのそれぞれが果たすべき役割などについても紹介します。

   講 師  岐阜市民病院 神経内科部長 香村彰宏氏
   と き  2021年6月19日(土) 午後3時~5時
   開催方法  ZOOMウェビナーにて配信(事前申込制)


「今すぐ使える漢方薬―女性に対する漢方治療を中心に」

 心身症的な訴えをするに女性の患者さんに遭遇し、治療に難渋された経験はありませんか?その場合は QOL 改善薬である漢方薬の出番です。漢方医学(東洋医学)は、患者さん全体を考え、病気の周辺からそのひずみを正していく治療法なので、テーラーメイド医療といえ、「心」と「体」の同時治療が可能です。また漢方薬の中には、芍薬甘草湯のようにすぐに効くものもあります。今すぐ手軽に使える漢方薬や効果的な処方の仕方などをご紹介したいと思います。

   講 師  岐阜県総合医療センター
  婦人科主任医長・東洋医学科部長 佐藤泰昌氏
   と き  2021年5月22日(土) 午後3時~5時
   開催方法  ZOOMウェビナーにて配信


「ワクチンの基礎知識:up-to-date」

 昨年から始まった新型コロナウイルス感染症の流行以降、ワクチンが改めて脚光を浴びている。抄録を書いている時点ではまだ新型コロナウイルスワクチンの接種スケジュールの詳細は定かではないが、講演会当日には既に医療者への接種が開始されていることと思われる。過去にこれほど迅速に開発、臨床試験を経て、接種が開始されたワクチンはない。本講演では、主にロタウイルスワクチンとHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について触れるが、これらのワクチンも開発から臨床現場への導入には長い年月を要している。さらに、特にHPVワクチンについては、定期接種化後に有害事象の懸念から接種勧奨の一時中止に追い込まれている。ワクチンは健康なヒトに接種するものであり、高い安全性と効果が求められる。その評価は常に科学的な見地からなされるべきであり、本講演ではこれら二つのワクチンを中心に、改めてワクチンの安全性と効果について検証してみたい。

   講 師  藤田医科大学医学部小児科学 教授 吉川哲史氏
   と き  2021年3月6日(土) 午後3時~5時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   開催方法  WEBにて視聴 又は 会場での聴講