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会長挨拶
 


 残暑お見舞い申し上げます。
 日頃は岐阜県保険医協会の活動に御協力、御支援いただき心から感謝申し上げます。
 早いもので当協会が発足し、40年の月日が流れました。この間、諸先輩方の御尽力は勿論ですが、事務局の方々の努力も相まって、今年六月に悲願であった会員1700名を達成することが出来ました。私にとっても大いなる喜びです。
 さて日本列島では地震や豪雨などの自然災害が次から次へと起こり、新聞紙上を賑わしています。しかし人は試練を乗り越える事によって進歩するものです。諦めることなく粘り強く進まなければと思っています。
 今年春には6年ぶりとなる診療報酬・介護報酬同時改定が実施されましたが、実質上の引き下げと複雑な算定要件が強要され、当惑されている医療機関も多いのではないでしょうか。病める人々の負担が増えないよう、安心して暮らせる、また、幸福を実感できる社会福祉であって欲しいものです。
 政治の世界では、数を頼みの安倍政権は昨年からの森友・加計問題が依然としてくすぶり、米朝会談、米中露の日本を取り巻く国際情勢からも目が離せません。私達も国民の幸せを願いつつ、目をそらさず見守り、積極的に行動し、私達の要求が達成できるよう、事務局の方々共々努力する所存です。会員の皆様の御支援をよろしくお願い申し上げます。

(2018年8月、新聞銷夏号でのご挨拶)

 


 会長として4年が経過し、副会長や理事のご尽力、事務局の努力で、様々な活動を進めてきました。今後も皆様のメリットになる活動をさらに進めなければならないと考えています。
 今回、協会設立40年の節目を迎え、何よりも会員数1700人の達成が悲願です。あともう少しで達成でき、入会者と同程度の退会者もありなかなか増えないのが実情ですが、強い意志を持ち是非とも達成したい。
 江戸時代の儒学者、貝原益軒は養生訓のなかで、人は自分が何かに向かって前進しているという実感を持てる時にのみ努力や苦しみに耐えることができると述べています。日本の若者、子どもたちにも貧困と格差が広がり、外国の少年少女のような自国への誇りや将来への期待感が持てなくなっています。
 今年は6年ぶりの診療報酬・介護報酬の同時改定があり、診療報酬の本体改定率は0.55%プラスですが、別枠の薬価を含めると全体では1.25%マイナス。診療報酬が医院経営の原資であることを考えると由々しき問題です。加算が設けられる一方で、様々な施設基準や算定要件が課せられ、一層複雑になっています。
 我々は、診療報酬改善とともに、これまで取り組んできた医療制度を改悪させない運動も強めます。皆様方のお力添えをよろしくお願い申し上げます。

(2018年2月、第41回定期総会にて)

 


 新年明けましておめでとうございます。
 今年は6年に1度の診療報酬・介護報酬の同時改定が行われます。
 財務省は財政制度等審議会で、診療報酬は2%半ば以上のマイナス改定を提案してきています。これに対し我々協会・保団連は診療報酬・介護報酬引き上げ改定を求め、国会行動や集会を行い、皆様から御協力頂いた署名や患者からの声を議員を通して届けて参りました。
 去年を振り返りますと、あってはならない事ですが、我が協会歯科会員が患者とのトラブルの末、殺害されるという痛ましい事件が発生しました。これは患者と我々医療関係者との信頼関係が希薄になってきた証しではないかと感じています。早速大阪府保険医協会の尾内康彦氏の講演を企画し、会員皆様の要望にお応えすることができました。日常診療に於いても気を引き締め、事に当たらねばと反省させられました。
 秋には大雨や本土を縦断した台風の被害に泣かされましたが、一方、衆議院の総選挙が行われ、野党の分裂もあり、結果的に安倍政権が存続しました。ここでは国民の支持を盾に森友・加計問題の影も薄れるばかりか、愈々憲法改正が現実味を帯びてきました。事に当たっては平和を希求する医療人として行動するつもりです。
 今年は医療現場の将来を見据え、地域医療構想、勤務医の過重労働問題、後継者育成やスタッフ不足の問題、薬価に対する諸問題などを心に留め、役員や事務局員共々努力を惜しまないつもりです。今年一年皆様の御理解・御協力をお願い申し上げます。

(2018年1月、新年のご挨拶)

 


 残暑お見舞い申し上げます。
 日頃は岐阜県保険医協会の活動にご協力、ご支援賜り感謝申し上げます。
 空梅雨かと思いきや九州など各地では豪雨に見舞われ、これも地球温暖化現象の一つかも知れません。今や世界は米国の身勝手なナショナリズムに端を発し、中国、ロシア、北朝鮮、中東のアラブ諸国などきな臭い嗅いが漂ってきています。
 一方、国内においても数を頼みの盤石と思えた安倍政権も、森友・加計疑惑が表面化し、下村・稲田・萩生田各氏ら総裁派のお友達の失態が続き、7月の都議選では自民党は大敗北を喫しました。正に傲れる者久しからずの諺通りです。今後安倍首相はどのような責任を取り、どの方向に向かうのでしょうか。
 さて医療に目を転じますと医療費抑制・削減の風が10年前から吹き荒れ、我々は毎年厳しさを感じています。来年度の診療報酬改定もある程度の覚悟を持って臨まなければならないでしょう。
 厚労省も社会保障、特に種々なしかも複雑な方法でインセンティブとペナルティを使い医療提供体制を崩してきています。我々医療人にも一般市民のためにも日本の皆保険を守る声を大にして、この困難な時期を乗り切って行きましょう。今後も会員の皆様のご協力をよろしくお願い致します。

(2017年8月、新聞銷夏号でのご挨拶)

 


 会長職としてこの3年で感じたことは、毎日医療を行いながら問題が山積していることです。医療保険制度、診療報酬など不都合な点を理解し、患者・保険医のために少しでも良い方向へと、是是非非の立場で、現場の声を聞きながら声を上げてまいります。
 昨年も2回、患者負担軽減や診療報酬改善を訴えに議員会館などに陳情しました。そこで力になるのは、皆さんからいただいた署名だと改めて認識しました。「何とかして欲しい」という現場の願いを込めた署名があることで発言の重みが増します。今年もいろんな意味で皆さんのお力添えを得ることになりますので、ご協力をお願いいたします。
 医者と患者の関係にも変化が見られるようになり、これからの医療を考えるにあたっては、我々医師の立場だけを主張するだけでなく、患者さんの声も汲み取って、主張していかなければなりません。
 1月には悲しい事件があり、若い歯科の先生がお亡くなりになりました。患者が殺害したとして大きな問題になりましたが、これをただ「モンスターペイシェント」として普通はあり得ないことだと処理してよいものでしょうか。
 医者という仕事は社会全体を考える広い視野を持たなければなりません。例えば、医者だから医療のことだけを考えていればいいというスタンスではなく、沖縄問題や原発問題など、自分の目で見て理解し考えるセンスが必要です。医療現場のみならず、社会全体に興味を持ちながら、医療現場を良くしていくために今後一年また努力してまいります。

(2017年2月、第40回定期総会にて)

 


 新年あけましておめでとうございます。
 昨年中は保険医協会の活動に御協力、御賛同賜り、特に7月には会費値上げをスムーズにさせて頂き感謝に堪えません。
 この一年を振り返ってみますと、政治経済また医療分野において、世界、我が日本でも激動の渦の中にいる感があります。
 世界に強い影響力を持つ米国の新大統領に米国第一主義を掲げる過激な発言のトランプ氏が選出され、今後の彼の一挙手一投足が注目されます。また安倍政権も外遊や関係国との外交を盛んにされましたが、ロシア、中国を始め韓国や東南アジア各国との良い関係が簡単には築けそうにはありません。その中でも私が一番残念に感じたのは、唯一の被爆国である我が国が核兵器禁止条約交渉開始の国連決議に反対票を投じた事です。オバマ大統領の広島訪問が実現し、核兵器廃絶の先頭に立つべき我が国にとって何と体たらくな現実でしょうか。あのように悲劇を繰り返してはならないと思います。
 各地の地震や異常気象など暗い報道が続きましたが、社会保障、医療関係も例外ではありません。保険料を上げ年金などの支給を下げ、600万人以上いる下流老人や貧しい家庭の子ども達の暮らしはどうなるのでしょう。一方我が国には現在、100歳以上の長寿(センテナリアン)の方が6万人以上おられます。この方達は我が国の誇りですが、遺伝子より環境因子(日本食や地中海食に代表される食事内容、運動の負荷、生きがいなど心の問題)に深く関係しているそうです。皆が夢を持ち幸福感に包まれた社会になって欲しいものです。また我々医療人も経済面ばかりを強調し追い求めるのではなく、モラルを取り戻し国民に信頼される医療界であってほしいと願っています。
 今年一年、保険医協会は保険医の地位向上に向けより一層の活動を進める所存です。皆様の御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。

(2017年1月、新年のご挨拶)