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会長挨拶
 


 残暑お見舞い申し上げます。
 日頃は岐阜県保険医協会の活動にご協力、ご支援賜り感謝申し上げます。
 空梅雨かと思いきや九州など各地では豪雨に見舞われ、これも地球温暖化現象の一つかも知れません。今や世界は米国の身勝手なナショナリズムに端を発し、中国、ロシア、北朝鮮、中東のアラブ諸国などきな臭い嗅いが漂ってきています。
 一方、国内においても数を頼みの盤石と思えた安倍政権も、森友・加計疑惑が表面化し、下村・稲田・萩生田各氏ら総裁派のお友達の失態が続き、7月の都議選では自民党は大敗北を喫しました。正に傲れる者久しからずの諺通りです。今後安倍首相はどのような責任を取り、どの方向に向かうのでしょうか。
 さて医療に目を転じますと医療費抑制・削減の風が10年前から吹き荒れ、我々は毎年厳しさを感じています。来年度の診療報酬改定もある程度の覚悟を持って臨まなければならないでしょう。
 厚労省も社会保障、特に種々なしかも複雑な方法でインセンティブとペナルティを使い医療提供体制を崩してきています。我々医療人にも一般市民のためにも日本の皆保険を守る声を大にして、この困難な時期を乗り切って行きましょう。今後も会員の皆様のご協力をよろしくお願い致します。

(2017年8月、新聞銷夏号でのご挨拶)

 



 会長職としてこの3年で感じたことは、毎日医療を行いながら問題が山積していることです。医療保険制度、診療報酬など不都合な点を理解し、患者・保険医のために少しでも良い方向へと、是是非非の立場で、現場の声を聞きながら声を上げてまいります。
 昨年も2回、患者負担軽減や診療報酬改善を訴えに議員会館などに陳情しました。そこで力になるのは、皆さんからいただいた署名だと改めて認識しました。「何とかして欲しい」という現場の願いを込めた署名があることで発言の重みが増します。今年もいろんな意味で皆さんのお力添えを得ることになりますので、ご協力をお願いいたします。
 医者と患者の関係にも変化が見られるようになり、これからの医療を考えるにあたっては、我々医師の立場だけを主張するだけでなく、患者さんの声も汲み取って、主張していかなければなりません。
 1月には悲しい事件があり、若い歯科の先生がお亡くなりになりました。患者が殺害したとして大きな問題になりましたが、これをただ「モンスターペイシェント」として普通はあり得ないことだと処理してよいものでしょうか。
 医者という仕事は社会全体を考える広い視野を持たなければなりません。例えば、医者だから医療のことだけを考えていればいいというスタンスではなく、沖縄問題や原発問題など、自分の目で見て理解し考えるセンスが必要です。医療現場のみならず、社会全体に興味を持ちながら、医療現場を良くしていくために今後一年また努力してまいります。

(2017年2月、第40回定期総会にて)

 



 新年あけましておめでとうございます。
 昨年中は保険医協会の活動に御協力、御賛同賜り、特に7月には会費値上げをスムーズにさせて頂き感謝に堪えません。
 この一年を振り返ってみますと、政治経済また医療分野において、世界、我が日本でも激動の渦の中にいる感があります。
 世界に強い影響力を持つ米国の新大統領に米国第一主義を掲げる過激な発言のトランプ氏が選出され、今後の彼の一挙手一投足が注目されます。また安倍政権も外遊や関係国との外交を盛んにされましたが、ロシア、中国を始め韓国や東南アジア各国との良い関係が簡単には築けそうにはありません。その中でも私が一番残念に感じたのは、唯一の被爆国である我が国が核兵器禁止条約交渉開始の国連決議に反対票を投じた事です。オバマ大統領の広島訪問が実現し、核兵器廃絶の先頭に立つべき我が国にとって何と体たらくな現実でしょうか。あのように悲劇を繰り返してはならないと思います。
 各地の地震や異常気象など暗い報道が続きましたが、社会保障、医療関係も例外ではありません。保険料を上げ年金などの支給を下げ、600万人以上いる下流老人や貧しい家庭の子ども達の暮らしはどうなるのでしょう。一方我が国には現在、100歳以上の長寿(センテナリアン)の方が6万人以上おられます。この方達は我が国の誇りですが、遺伝子より環境因子(日本食や地中海食に代表される食事内容、運動の負荷、生きがいなど心の問題)に深く関係しているそうです。皆が夢を持ち幸福感に包まれた社会になって欲しいものです。また我々医療人も経済面ばかりを強調し追い求めるのではなく、モラルを取り戻し国民に信頼される医療界であってほしいと願っています。
 今年一年、保険医協会は保険医の地位向上に向けより一層の活動を進める所存です。皆様の御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。

(2017年1月、新年のご挨拶)

 



 残暑お見舞い申し上げます。
 日頃は岐阜県保険医協会の活動にご支援頂き感謝申し上げます。今年も暑い夏の中、かしましく蝉時雨が聞こえています。
 時の経つのは早いもので、会長職を拝命してから2年半が過ぎました。この間色々な医療の諸問題に取り組んでまいりましたが、私の力不足を感じています。
 さて、第24回参院選は保守勢力の圧勝に終わり、9月中旬からの秋の臨時国会では日本国憲法改正が現実味を帯び、中身についての議論が熱を帯びてきます。本来、為政者を縛るはずの立憲主義が軽んじられ、国民を縛るような安倍首相主導の暴挙を許してはならないと思います。
 一方医療では、医療費抑制、削減ありきで、国民の「しあわせ」は医療提供者の「しわよせ」で成り立つ状態で、国民皆保険制度の維持が徐々に難しく、地域の医療提供体制が崩壊に向かっていると感じているのは私だけでしょうか。具体的にはジェネリック医薬品の推奨、高騰するバイオ医薬品の使用の問題、新専門医制度や種々の特権を与える事に依る医師の分断化、複雑な医療現場システムの構築、地域包括ケアやかかりつけ医など数えればきりがありません。医療者は患者、国民を守るためにも為政者に対し、もっと声を上げることが大切かと思っています。
 今後も会員の皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

(2016年8月、新聞銷夏号でのご挨拶)

 



 西会長の後を継ぎ、ピンチヒッターのつもりでしたが、この2年はあっという間でした。
 私の悲願として、今年こそ会員数の1700人到達を願っております。現在の会員は1682人。あと18人で1700人になります。今年こそは絶対やるぞとの決意で取り組んでまいります。
 この団体は規約にもあるように「保険医の生活と権利をまもるとともに、国民医療の充実・向上をはかる」、「開業保険医と地域住民の相互理解と協力をすすめる」とあり、この目的に従い日々努力してまいります。是非、勤務医の先生方にも加わっていただき、会をより活発にしていただきたい。どうぞ皆様お近くの先生お知り合いの先生にこの保険医協会が「皆さんのために努力する」ことを是非伝えていただきたい。
 周りには、ご子息が跡を継いでくれない開業医の先生や、開業直後で将来設計に不安を感じている先生方もみえます。それらの先生方に、岐阜県保険医協会が、親身になって適切なアドバイスを差し上げたい。そういう先生方の悩みを共有できる仲間作りにも努めていきたいと思っております。ただ意見を言うだけではなくそれを実行すべく、保団連とともに諸活動を進めてまいります。
 今年は、診療報酬改定だけでなく後発医薬品の問題、指導・監査問題にも取り組み、会員の先生方の力になりたい。
 医者は患者の痛みを取る、体を楽にするだけではなく、不安も取り除いてあげることが大切です。そして皆さんとともに、また一般の方々とともに、保険医協会を一層発展させていきたい。
 本日は議案が第7号まであり、財政的にも厳しく会費引き上げを提案させていただきますが、どうぞご理解ご協力をお願い致します。

(2016年2月、第39回定期総会にて)

 



 新年あけましておめでとうございます。
 昨年中は色々保険医協会の活動に協力賜りありがとうございました。
 TPP交渉も大筋合意し、いよいよその影響が農業分野のみならず医療界にも及んでくると思われます。GDPを2020年までに600兆円に上げるとか、一億総活躍社会とか夢のような話ですが、昨年後半のGDP減少や、下流老人の増加により、いずれも幻影に終わりそうです。国際的にもISなどテロの暴挙、シリアの難民問題、COP21会議の地球温暖化問題など色々困難な状態が続いています。
 このような中、我々医療界に目を転じますと、今年は2年に一度の診療報酬改定の年ですが、社会保障費削減政策の下、引き上げどころかかなり厳しい結果になりそうです。また、我々医師、歯科医師にとって医療事故調査制度への対応、審査・指導・監査問題、医業税制やジェネリック医薬品の扱いなど問題が山積しています。高齢の先生では跡継ぎをどうするのか、若い先生は勤務医なのか開業するのかなど、岐路に立つ先生も多く見受けられます。
 協会は医療・介護のより良い提供体制を作るべく運動を推進する所存です。
 最後に会長よりお願いがあります。
 32年間会費を値上げしないで活動して参りましたが、本年より若干値上げをお願いする次第です。他の医療関連諸団体と連携したり、研究会活動を充実したりして運動内容を高め継続していくつもりです。
 何卒会費改定にご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

(2016年1月、新年のご挨拶)

 



 残暑お見舞申し上げます。
 エルニーニョ現象などの異常気象、天地異変とも思えるあちこちでの火山噴火、地球そのものが病んでいるように感じられます。
 安倍政権が声高に唱えていた“三本の矢”の成果も本当の意味での実感はなく、2%の経済成長はおろか実質賃金も増えず、中流家庭が減少し生活保護家庭や下流老人が増加している現実です。
 さて我々医療関係に目を転じますと、社会保障費は散々たるもので小泉政権時の医療崩壊が起こった時より、多額の自然増分の圧縮がなされ、医療・介護関係者の悲鳴が聞こえてきます。川上から川下へと言われるように病院完結型から地域完結型への医療構想が地域包括システムの名の元に実行されようとしています。
 少々悲観的な事を書きましたが、我々医療人は患者と共に弱い国民の立場に立ち、日本人で良かった、日本に住んで良かったと、平和が実感できる暮らし易い社会を目指すべきです。
 会員皆様の積極的な協会への参加と、仲間作りへの声掛けなどゆるぎない御支援をお願い申し上げます。

(2015年8月、新聞銷夏号でのご挨拶)

 



 本日は足元も悪い中、多数の方にご臨席いただき誠にありがとうございます。
 西会長を引き継ぎ1年が経ちましたが、私自身の反省も含め、今年は会員の先生方と力を合わせた医療充実の活動を進めたいと考えております。
 昨年の総選挙では安倍政権が再選され、先日の所信表明演説を聞いても、安倍首相に少し驕りがあるのではと感じます。通常国会では「国民健康保険法等の一部を改正する法案」として9つの法案が集中審議されます。いずれも医療・介護・年金・生活保護を後退・削減させるものでしかありません。その一方で、高齢者や若者には一層の負担を強いており、3月頃の成立に強い危機感を感じます。
 本日の記念講演では、医療者にとって非常にストレスを感じる医療事故についてお話しいただけます。自分ではしっかりやっているつもりでも予期せぬことが起こります。その時にどのように対処すべきか、大いに参考になると思います。
 これから一年、皆さんのお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

(2015年2月、第38回定期総会にて)

 



 新年あけましておめでとうございます。
 昨年はいたる所で異常気象による災害が発生し、真に地球は病んでいる印象の1年でした。また年末には突然の大義なき解散が行われ、年末総選挙と慌ただしい1年が幕を閉じました。
 国民の関心事は経済問題に続き、医療・介護・子育て・年金などの社会保障問題でした。アベノミクスの3本の矢が放たれ、デフレ脱却の大号令の下、前代未聞の財政出動、異次元の金融緩和が行われ、まさにインフレの方向に舵を切ったと思われます。つまるところ国民は生活の充実感は持てず、医療・介護財源の削減により私達医療関係者の悲鳴が聞こえてきます。ある方が自国の真の誇りと自信は、大きな領土、経済繁栄、強大な軍事力では決して生まれず、文化・芸術など普遍的価値の創出により生まれると述べています。
 現政権も経済一辺倒ではなく、皆が心の豊かさを感じられるよう、安心、安全が保障されるよう国造りを進めて欲しいものです。
 患者負担軽減と診療報酬引き上げを求め、患者さん共々、待合室から声を上げ、心の交流を行ってゆきましょう。
 本年もどうぞよろしくお願いします。

(2015年1月、新年のご挨拶)