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歯科研究会
  • 歯科研究会は情勢と会員の要望を参考に、診療に役立つ基本的診断・処置を重視しております。
  • 歯科衛生士およびその他スタッフを対象に技能、資質の向上をはかる研修会も開催しております。
  • 医科歯科合同研究会は、医科歯科一体の協会の特徴を生かし、共通のテーマで開催します。
 
歯科研究会

「我々はリグロスを効果的に使用しているのか
  ― 当科での臨床成績を検証しつつ ―」


 リグロスは2016年9月に製造販売が承認された歯周組織再生剤である。以来、朝日大学歯周病科では100件以上の使用を数える。当科では卒後3-4年から20年以上まで様々なレベルのスキルを持った歯科医師が施術している。臨床成績を省みると、期待した効果が得られなかった例も散見される。そのような症例も供覧し、使用のポイントを概説したい。

   講 師  朝日大学歯学部
 口腔感染医療学講座歯周病学 講師 金山圭一氏
   と き  2019年12月15日(日) 午前10時~12時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   (岐阜市吉野町6-14 TEL058-267-0711)
   対 象  歯科医師
   定 員  50人
   参加費  無料
   備 考  参加希望の方はあらかじめ協会までお申し込みください

歯科研究会(2019年開催報告)

病気を持った患者の歯科治療シリーズ

「認知症と不眠」


 代表的な認知症であるアルツハイマー病の発症のメカニズムにおいて、近年、脳の老廃物の除去に睡眠が非常に重要な役割を果たしていることが明らかになりました。本セミナーでは、そのメカニズムを解説するとともに、認知症を予防するための良い睡眠を取るコツについてもご紹介したいと思います。

   講 師  岐阜大学大学院
    脳神経内科学分野教授 下畑享良氏
   と き  2019年12月11日(水) 午後8時~9時30分
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、ほか医療従事者


病気を持った患者の歯科治療シリーズ

「歯科医と連携する皮膚疾患と
   当院におけるパッチテストの実際」


 皮膚科医は歯科医と常日頃から連携をしている。歯科医からは、金属パッチテストを依頼されるケースが多い一方、皮膚科医からは、掌蹠膿疱症や尋常性乾癬などの病巣感染の有無や抜歯の是非の相談や口腔内乾燥症などの唾液量の測定、扁平苔癬、自己免疫水疱症の口腔内生検を依頼するケースが多い。すなわち口腔病変を診断・治療することが皮膚科治療に直結するケースも多い。今回は、その現状と当科で行う金属パッチテストの実際を提示し、その課題をお伝えしたい。

   講 師  岐阜県総合医療センター 皮膚科部長 永井美貴氏
   と き  2019年10月9日(水) 午後8時~9時30分
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、ほか医療従事者


「『口腔機能低下症』の口腔機能を検査する機器」


 平成30年度の診療報酬改定で口腔機能検査が新設され、適用拡大もされました。この口腔機能検査にかかわるジーシー製品では咀嚼能力検査装置「グルコセンサーGS-Ⅱ」、咬合圧検査での「デンタルプレスケールⅡ」ならびに咬合力解析ソフト「バイトフォースアナライジングセット」と舌圧測定器「JMS舌圧測定器」が対象となりました。各製品取扱いにつきまして、ご紹介をさせていただきます。
【 POINT 】
*口腔機能低下症の検査方法
*検査機器のデモンストレーション
*保険点数の算定について情報提供

   協力企業  株式会社ジーシー
   と き  2019年9月1日(日) 午前10時~11時30分
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科スタッフ


歯科スタッフ研修会

「明日から使える!
 拡大視野で行うハイジニストワーク」


 拡大視野で行うハイジニストワークに、どのようなイメージをもたれますか?
 特殊な機械を使用する、高価なもの、私にはまだ早い、若いから大丈夫、視力がいいから必要ないというご意見もあるかもしれません。
 しかし、拡大視野で診療をされている方は年々増加しています。また、近年は大学や専門学校でも拡大視野のツールが取り入れられています。このことから、数年後にはルーペやマイクロスコープを使用する歯科衛生士の姿はごく日常の風景となることでしょう。
 今回は、マイクロスコープ下で行った歯科衛生士業務の動画や写真なども活用しながら、明日から使えるティップスをお伝えしていこうと思います。

   講 師  歯科衛生士 髙橋規子氏
   と き  2019年7月7日(日) 午前10時~12時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士


「今、歯科界が診るべきものは?
 不正歯列、不正咬合は予防できるのか?
 筋機能矯正療法(予防型早期矯正治療)の実際」


 今、歯科界は大きなターニングポイントを迎えている。口腔の健康は全身の健康と言われ、「予防」という概念が新たな常識として認知されるようになった。メインテナンス患者を定期的に管理していくようになると、むし歯や歯周病以外の問題で悩まされることになる。そしてそのような患者の口腔内には共通する状態は「不正歯列、不正咬合」である。では、その不正歯列、不正咬合の原因はなんなのか?またそれらは予防することはできないのか?実際の筋機能療法はどんなものが有効なのか?今、歯科界が診なくてはならない対象が変わりつつある。新たに診るべき未来を一緒に考えよう。

   講 師  医療法人真稜会
 I Dental clinic院長 井上敬介氏
   と き  2019年6月16日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士


「命を守る口腔ケア
 口腔ケアの必要性と最新の手技」


 口腔ケアは単なる口腔衛生の手段であるだけではなく、高齢者のQOLの維持向上や全身疾患の予防、健康増進に向けた医療の一環と考えられるようになり、口腔ケアの普及が重要な課題となっている。我々は、口腔ケアを口腔内ケア(①『口腔ケアシステム』、②『水を使わない口腔ケア』)と口腔外ケア(③顔面マッサージ、④化粧・整容療法)に分類し、口腔ケア手技やシステムの開発および普及活動を行っている。本講演では、口腔ケアの新しい分類と『水を使わない口腔ケア』に関して、口腔ケアを行うときに必要となるポイントと手技のコツをお伝えしたい。

   講 師  国立長寿医療研究センター
 歯科口腔先進医療開発センター長 角 保徳氏
   と き  2019年5月26日(日) 午前10時~12時
   ところ  岐阜スカイウイング37 東棟4階
 岐阜大学サテライトキャンパス 多目的講義室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士


歯科スタッフ研修会

「歯科医院ではたらくスタッフのためのお仕事マナー講座」


 患者さん応対や院内コミュニケーションが大切なのは誰もがわかっていることだと思います。また、歯科医院はきわめてコンパクトで濃厚な人間関係がコンパクトなスペースでしかも長時間持続するきわめて特殊な職場環境ともいえます。
 本講演では、コミュニケーション「以前」の問題をとりあげながら、院内の「雰囲気」や「風通しのよさ」をつくるために一人一人がなにをどう考え行動していくのがいいかのヒントをお伝えしたいと思います。

   講 師  歯科衛生士、心理カウンセラー 杉元信代氏
   と き  2019年5月12日(日) 午前10時~12時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手(受付業務含む)、学生


「健康寿命延伸のために歯科が果たす役割
 ~人は口からダメになる、しかし人は口から再生する」


  *人は口からダメになる しかし人は口から再生する
  *病院と歯科の連携 ―訪問歯科診療を通して
  *噛むことの重要性 *健康のポータルサイトとして
  *地域における健康づくり運動
  *オーラルフレイル予防のための提案
  *実演 ―ピロピロ、オランピック

   講 師  利根歯科診療所(群馬県) 所長 中澤桂一郎氏
   と き  2019年4月21日(日) 午前10時~午後1時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、
 医師、看護師、医療・介護関係者


「頑張らなくても口腔の健康格差を縮める仕掛け」


 今回は「歯の萌出直後から始めるフッ化物配合歯磨剤の効果的な使い方」、「歯根面う蝕の予防としてのフォームやゲルといった新しいフッ化物歯面塗布の術式」さらには「厚生労働省のガイドラインに基づくフッ化物洗口事業」の新たな展開など、カリエスリスクに応じたフッ化物の局所応用法を中心に、健康格差縮小の観点から、地域保健および診療所における、小児から成人・高齢者までのライフステージに対応した、エビデンスに基づく科学的な実施方法とそのう蝕予防効果の話をさせていただきます。さらには、チタン、ポーセレン、コンポジットレジンといった歯科材料とフッ化物応用の問題点や「反フッ素運動」にみるようなフッ化物をめぐる誤解への対処法も考えてみたいと思います。

   講 師  東京歯科大学衛生学講座 教授 眞木吉信氏
   と き  2019年3月17日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士


「難治化させない歯内療法」


 一般開業医であれば、歯内療法を行わない日はないと思います。中には難治化してしまい術者も患者も疲弊してまったり、逆に保存の可能性がある歯を抜歯してしまうこともあるかもしれません。今回の講演は症例を見極める診査診断の実際と、どのような治療法を選択するかの意思決定、実際の治療に際して科学的根拠に基づくアプローチにより難治化させない歯内療法を中心にお話しさせていただきます。

   講 師  ひので歯科医院院長 高橋宏征氏
   と き  2019年2月3日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師


医科歯科合同研究会

「医科歯科が連携する皮膚疾患」


 歯科治療で金属アレルギーの診断が医科(皮膚科)に求められています。また、皮膚科疾患においても、歯科治療を必要とする症例があります。しかし、相互に連携が図れているとは言い難いのが現状です。歯科および医科(皮膚科)が連携診療を行う上で必要な知識や情報を共有することが求められています。
 お互いの医療を知るきっかけとなることを願って、本研究会を開催いたします。

   講演1 「その皮膚疾患、歯科治療で治るかも?」
   講 師  おしむら歯科(名古屋市) 院長 押村 進氏
     おしむら歯科(名古屋市)     押村憲昭氏
   講演2 「歯科皮膚科連携のために
 これだけは知っておきたい皮膚科の知識」
   講 師  藤田医科大学医学部
 アレルギー疾患対策医療学講座 教授 松永佳世子氏
   と き  2019年1月20日(日) 午前10時~12時30分
   ところ  じゅうろくプラザ 5階中会議室
   対 象

 医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、
 その他医療関係者

歯科研究会(2018年開催報告)

「歯頚部の欠損、患者さんにどう説明していますか?
 ― ブラッシング、酸、咬合、犯人は誰だ? ―」


 非う蝕性歯頚部歯質欠損(Non-carious cervical lesion、以下NCCL)は、日常臨床で遭遇する頻度の高い硬組織疾患である。しかし、卒前・卒後に系統的な教育を受ける機会が少ないため、断片的な情報や個人的経験にもとづいて診断・対応が行われていることが多い。本講演では、多因子性疾患であるNCCLの各要因(磨耗、酸蝕、アブフラクション)について、科学的根拠をベースに多くの症例を交えて解説する。

   講 師  黒江歯科医院院長 黒江敏史氏
   と き  2018年11月25日(日) 午前10時~午後1時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、学生


歯科スタッフ研修会

「う蝕かTooth wearか ― その喪失を止めろ! ―」


 Tooth wearとは歯を使っていることで生じる歯質の喪失のことで、酸蝕、咬耗、摩耗などです。日本での酸蝕症患者は4人に1人。毎日の診療でTooth wear患者を診ているはずです。う蝕も酸蝕も重症になるまで自覚症状はない。その始まりに気づき止めるのは私たちです。カリオロジー最新情報からTooth wear最前線。
 明日から歯を見る目が必ず変わります。

   講 師  歯科衛生士 井上 和氏
   と き  2018年10月28日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科衛生士、歯学系学生、歯科医師


「ペリオ治療はバイオロジー」


 歯周病のバイオロジーを知れば、最新の無駄の無い確度の高いペリオ治療ができます。今回は次の項目についてお話しします。
1.歯周病のバイオロジー:なぜ歯周病は起こるの?
2.歯周治療のバイオロジー:目標はポケットを浅くすることですか?
3.歯周管理のバイオロジー:できる衛生士をだれが育てる?
4.感染性歯周炎と不潔性歯周炎のバイオロジー:目標は100%磨き?
5.口臭のバイオロジー:口臭は臭いだけ?
6.病巣感染のバイオロジー:えっ?この病気、口が原因?
7.患者指導もバイオロジー:合点がいけば人は動く!
 歯科衛生士さんにもお聞き頂き、明日からの歯周治療に役立てて頂ければ幸いです。

   講 師  大阪大学大学院歯学研究科長・歯学部長 天野敦雄氏
   と き  2018年9月9日(日) 午前10時~午後3時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯学系学生


「食べる機能とそれを操る脳のしくみ」


 食べることは、食欲が生じ食物を求めることから始まります。食物は口に運ばれ、咀嚼で食塊とした後、嚥下で食道へと送り込まれます。この日常何気なく行われる咀嚼・嚥下も、脳の機能が低下した人や、口腔や咽頭に障害のある人では簡単ではありません。健常者はこれらの動作を特に訓練し獲得したのではなく、乳児から成長する過程で学習した結果です。高齢社会を迎え人間らしく生きるために口から自力で食べることが重要であると広く認知されてきました。今回は食べる機能とそれを操る脳のしくみについてお話します。

   講 師  東京歯科大学口腔科学研究センター 客員教授
 東京歯科大学短期大学 教授・副学長   山田好秋氏
   と き  2018年7月1日(日) 午前10時~12時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、学生


「歯科医療従事者として知っておきたい
  食や栄養に関する知識」


 医療従事者であるあなたは、健康でいるための食事、病気にならないための食事について考えたことがありますか?どれだけ「考えて食べる力」持っていますか?近年では、食事が偏っていたり、暴飲暴食をしていたり、朝食や昼食を抜くなどして長時間食べなかったり、間食に嗜好品を沢山食べていたりなど、普段の食生活が乱れている患者さんが増えています。患者さんだけでなく、医療従事者自身が食生活の乱れが原因で健康を害したり、病気の一歩手前の未病の状態にあるケースも少なくありません。あなたが患者の立場なら、不健康で自分の管理すら出来ていない歯科医師や歯科衛生士に診てもらいたいと思いますか?

   講 師  歯学博士 久野 淳氏
   と き  2018年6月10日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手


歯科スタッフ研修会

「歯周基本治療からSPTにおける歯科衛生士の役割」


 日本成人のおおよそ77%が罹患している歯周病、患者さんを含め、歯科医師や歯科技工士、(さらに受付や歯科助手)とともにチームで治療に臨むことが望ましく、その中にあって基本治療からメインテナンスまで患者さんに関わる歯科衛生士の役割は、大きいと思います。
 今回は、まず基本的な歯周病の原因や治療を難しくするリスクファクターを改めて捉え直し、どのように取り組んでいるのかを臨床経験を通して、歯科衛生士の立場から、お話ししたいと思います。

   講 師  歯科衛生士 村上恵子氏
   と き  2018年3月11日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士


「発達障害児・者の歯科治療と訪問歯科診療
  日常診療におけるアドバイス」


 滋賀県大津市で開業以来26年間、発達障害、脳性麻痺、筋ジストロフィーなど様々な原因で障害を持つ方の歯科治療を行っています。また、在宅療養をされている方に対しては訪問歯科診療を実施しています。それぞれに異なった疾病の影響を受けて起きる口腔機能の問題に対応しています。平成27年版障害者白書によると身体障害者は年々増加していると報告され障害者歯科治療、訪問歯科診療に対するニーズが高まっています。当院で実践している発達障害者の歯科治療例、訪問歯科診療例をご紹介し、皆さまの日常診療の一助になれば幸いです。

   講 師  光吉歯科医院院長 光吉 平氏
     歯科衛生士 村西加寿美氏
   と き  2018年1月21日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、学生

歯科研究会(2017年開催報告)

「ぺリオのお悩み解消術 -SPTを中心に」


 歯周治療成功のカギは、継続した患者支援です。SPT(サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)の目的は、歯周病の2大要因である炎症と力を継続してコントロールしながら「病状の安定」を図ることにあります。SPTにより患者さんは定期的に来院されますので、治療成績を高めるためにも、安定した歯科医院経営のためにもSPTは重要な治療オプションとなります。

   講 師  東京医科歯科大学臨床教授 内山 茂氏
   と き  2017年11月26日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、学生


「インプラント治療とはいったい何か?
    また何がどこまでできるのか?」
 過去36年間の治療経験を踏まえ現状を考察する


 1981年にインプラント治療を始めてからすでに36年が過ぎました。当初、この治療法には批判が多く、ほとんどの歯科大学は反対の立場でした。それが今日では歯科医師国家試験に出題されるまでに広く認められたことには、隔世の感があります。今回の講演では、長期の症例から簡単に歴史を紹介し、どのように進歩してきたかを説明するとともに、現在どこまでこの治療法で機能的、審美的問題を解決できるかを実際の症例を通して供覧したいと思います。

   講 師  日本口腔インプラント学会指定研修施設
 愛知インプラントセンター 所長 堀田康記氏
   と き  2017年10月29日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士
   定 員  50人


「歯科臨床に役立つ顎顔面成長発育」


 日常臨床では成長期の子供を持つ親から、小児歯科医や矯正医だけでなく、一般臨床医も、歯並びについてよく質問されます。しかし、説得力のある答えを提供するには、それなりの知識が必要とされます。
 一方、歯科治療においても、成人矯正はもちろんのこと、インプラントや補綴治療を行う場合であっても顎顔面の成長発育の知識は有用です。そこで本講演にて、著書『顎顔面の成長発育の基礎』の内容を中心に日常臨床に役立つ事柄についてご説明します。

   講 師  宮下矯正歯科医院 院長 宮下邦彦氏
   と き  9月10日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士
   定 員  60人


「これからのう蝕処置
      ~Caries Management Pathways~」


 これからのう蝕への対応の、2つの大きな柱は個人単位での「う蝕という疾患」および、歯あるいは病変単位での進行度、活動性の診査、診断、および治療ということになる。
 「疾患」としての診査、診断とはカリエスアセスメントとコントロールである。「病変」については若年者を中心に初期う蝕病変への対応(侵襲的あるいは非侵襲的)が重要となる。
 今回の講演ではカリエスリスクと初期病変について詳しく述べるつもりである。

   講 師  医療法人伊藤歯科クリニック 院長 伊藤 中氏
   と き  2017年8月27日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、学生
   定 員  60人


「矯正用アンカースクリューを用いた
      補綴前処置としてのMTM」


 近年、矯正歯科材料の進歩は著しい。なかでも歯科矯正用アンカースクリューは新たに薬事認可され、治療法も確立されつつある。このスクリューを応用すれば、移動対象歯のみに矯正力を付加することができる。
 これによりブラケットやワイヤーを用いることなく、欠損部に対して挺出を認める対合歯の圧下や近心傾斜を整直させることができる。このことが後の補綴治療の精度を高めることは言うまでもない。
 本研究会では臨床例を中心にアンカースクリューの有効活用について述べたい。
※㈱ジーシーオルソリーによる歯科矯正用アンカースクリューの製品説明がございます。

   講 師  飯田橋矯正歯科 院長 橋本幸治氏
   と き  2017年7月16日(日) 午後1時~3時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学生
   定 員  60人


「非定型的口腔顔面痛および顎機能障害の診断と治療
 頭頸部筋筋膜症の臨床的知見から」


 日常臨床では痛みや違和感などの多様な訴えを有するにもかかわらず、理学的な異常所見が認められないために診断困難となる症例を経験します。非定型的口腔顔面痛はその代表的な例であり、主訴と整合性の得られる現症、病歴、理学的所見が得られないために原因不明と考えられるようになります。
 本講演ではこのような診断・治療の困難な症例に対して、自験例による臨床的考察から得られた病態、診断方法、原因論、治療方法について述べてみたいと思います。
【理学的所見が認められない頭頸部の諸症状における、Forward Head Position(頭部前方位姿勢)がもたらす、延髄での三叉神経脊髄路(核)の過敏性と筋反射に対する臨床的考察】

   講 師  大垣徳洲会病院歯科口腔外科部長 神野洋輔氏
   と き  2017年6月18日(日) 午前10時~12時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、学生


「感染症としての歯周病とその治療を考える
 -医科歯科連携をふまえて-」


 歯周病は、プラークの量的増加、質的変化が生じ、グラム陰性菌を主体とした細菌が増えることで組織破壊が生じると考えられます。一方、局所の感染だけなく、免疫応答、メタボリックシンドロームと呼ばれる糖尿病や肥満、高血圧などの全身的な因子、さらに、喫煙やストレス、咬合力の問題も重要です。また、循環器疾患やリウマチ、骨粗鬆症との関連も指摘されているので、患者さんの全身状態を把握した上で治療に臨む必要があり、そのためには医科との連携が不可欠になります。上記について臨床例をふまえ、お話させていただければと思います。

   講 師  慶應義塾大学医学部教授
     (歯科・口腔外科教室) 中川種昭氏
   と き  2017年5月21日(日) 午前10時~12時
   ところ  岐阜県図書館 2階研修室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、医師、看護師、学生


「子どもの発達と口腔機能」


 発達の遅れた子供たちの特徴には様々な共通点が診られます。音や匂い触れられたり等様々な刺激に不確実に敏感だったり、筋力が弱かったり歯並びが悪かったり、ビジョンに問題があったり、おねしょを繰り返したりします。その原因の一つである呼吸や睡眠を歯科からアプローチすることで発達や改善が見られます。その論理や症例を報告させて頂きます。

   講 師  さわやか歯科院長 北村義久氏
   と き  2017年4月23日(日) 午前10時~12時
   ところ  岐阜県図書館 2階研修室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、学生


「歯内療法の質を高めるために」 【実習】


 歯内療法は見えにくい根管内で行われる繊細な処置の連続であることから、頭に描く処置のイメージと、実際の処置後の状態が異なっている可能性があります。自分の手技で、根管清掃をはじめとした基本操作がどの程度達成されているのか、こうした点を顧みて検証する必要があります。歯内療法の質を少しでも高めるために、一般開業医として何ができるのかについて、一緒に考えていただければと思います。(2016年9月11日開催の講義の「実習編」となります)

   講 師  平和歯科医院院長、
 東京歯科大学非常勤講師 阿部 修氏
   と き  2017年3月26日(日) 午前10時~午後3時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  2016年9月11日の講義を受講した岐阜県保険医協会の会員


「良好な長期予後を目指した補綴治療」


 米国インディアナ大学で歯科補綴を学びました。そこで学んだ多くの事は、実は特別なことではなく基本的な知識・情報をどう臨床に応用するかという事でした。今回は、自分がアメリカそして日本で行ったケースを通じ、補綴治療を良好な長期予後に導くために必要な全部床義歯学、冠橋義歯学、インプラント補綴学について考察したいと思います。また、最近使われているジルコニアなどのオースセラミック材についても症例を提示し、その可能性を考察したい。

   講 師  大分県開業 土屋嘉都彦氏
   と き  2017年3月5日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  じゅうろくプラザ 5階小会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生

歯科研究会(2016年開催報告)

歯科スタッフ研修会

「インプラント治療における歯科衛生士の役割」


 超高齢者社会を迎えた現在、QOLを求める患者さんの要望に伴い多くの歯科医院が「歯科インプラント治療」を取り入れるようになりました。歯科インプラントにおける歯科衛生士は、治療の利点欠点を含めた説明、術前の口腔衛生指導、滅菌消毒に関する正しい知識、患者さんに負担を与えない的確でスムーズな埋入手術の介助、感染管理に基づいた使用後の器材の処理、補綴の介助、そして長期にわたるメインテナンスとそれぞれに重要な役割があります。本日は、日常の皆様の診療を振り返りながら、「インプラント治療における、歯科衛生士の役割」について、お話をしていきます。

   講 師  歯科衛生士 阿部田暁子氏
   と き  2016年12月11日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学生


「歯科金属アレルギーをちゃんと考える」


 1928年にFleischmannは、アマルガム中の水銀により口内炎と肛門周囲炎の症例を世界で初めて報告した。本邦では1972年中山らによる、アマルガム中の水銀による口腔扁平苔癬の症例が最初である。その後も、各国で種々の歯科金属アレルギーの症例が報告されてきた。しかし、未だに治療方法に関して整備されたガイドラインはなく、治療現場では様々な方法が提示されており、その中にはエビデンスに乏しく不適切なものも少なくない。今回、歯科金属アレルギー治療についてちゃんと考えてみたい。

   講 師  高歯科医院 院長 高 永和氏
   と き  2016年12月4日(日) 午前10時~12時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、研修医・学生


医科歯科合同研究会

「口腔感染症でつながる医科と歯科
 ~糖尿病から震災後肺炎まで~」


 口腔と全身は、齲蝕や歯周病などの口腔感染症を通して、密接に繋がっています。歯科医院における慢性歯周炎の治療は、将来やって来るであろう糖尿病発症の運命から、目の前の患者さんを救うことにつながりますし、東日本大震災で世界的に注目されることになった震災後肺炎もまた、専門的口腔ケアで発症を防ぐことができる好例と言えます。
 口腔感染症が全身に与える影響、そして専門的口腔ケアの意義を医科や国民が理解した時、人々に“健口と健幸”が訪れることでしょう。

   講 師  にしだわたる糖尿病内科院長 西田 亙氏
   と き  2016年11月6日(日) 午後2時~4時
   ところ  ふれあい福寿会館 3階中会議室
   対 象

 医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、
 その他医療関係者


「EBMと口腔外科の真実
 エビデンスの考え方から、エビデンスでないことまで」


 EBMとは何か、その考え方、特にエビデンスとは何かについて学びます。
 そして、埋伏智歯と顎関節症などを、その考え方で紹介します。少し、診療ガイドラインや口腔顔面痛の話もあります。最後に、糖尿病と歯周病のエビデンスを考える事で、真実のEBMを体験します。

   講 師  国立病院機構豊橋医療センター
        歯科口腔外科医長 湯浅秀道氏
   と き  2016年10月2日(日) 午前10時~午後1時
   ところ  ふれあい福寿会館 3階中会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生


「歯内療法の質を高めるために」 【講義】


 歯内療法は見えにくい根管内で行われる繊細な処置の連続であることから、頭に描く処置のイメージと、実際の処置後の状態が異なっている可能性があります。自分の手技で、根管清掃をはじめとした基本操作がどの程度達成されているのか、こうした点を顧みて検証する必要があります。歯内療法の質を少しでも高めるために、一般開業医として何ができるのかについて、一緒に考えていただければと思います。

   講 師  平和歯科医院院長、
 東京歯科大学非常勤講師 阿部 修氏
   と き  2016年9月11日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  ふれあい福寿会館 3階大会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生


「患者に評価されるコンポジットレジン修復
 -最新の理論と臨床テクニックの実際」


 コンポジットレジンの適応症は、前歯の小窩洞のみならず、歯冠破折などの比較的大型窩洞や臼歯部咬合面あるいは隣接面を含む窩洞などへも適応範囲が拡大している。これまで間接修復に頼っていた大型の欠損窩洞でも、コンポジットレジンシステムを用いることで即日修復が可能となった。
 本講演においては、大きな話題となっている光重合型コンポジットレジンについて、歯質接着に関する基礎的事項ならびにコンポジットレジン修復における最新情報とその臨床応用について、臨床テクニックを中心として解説を加える予定である。

   講 師  日本大学歯学部歯科保存学教室
        修復学講座 教授 宮崎真至氏
   と き  2016年8月21日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学生


歯科スタッフ研修会

「マイクロスコープでこんなに変わる!
 歯科衛生士の臨床スタイル」


 マイクロスコープ導入で、これまで見えていなかったものが見えるようになり、私の臨床は大きく変わりました。さらに、これまで小さな1本の歯に起こっている小さな病状であるが故、患者様にお見せできなかった症状。これも拡大映像を使用しての説明が可能になったことで、患者様にすぐに理解してもらえるようになりました。マイクロスコープの存在で、歯科衛生士の臨床も患者様の当院への信頼度も大きく変化したのです。
 今回の講演では、マイクロスコープを使用した臨床の有効性を存分にお伝えしたいと思います。(講師より)
★講義のなかでマイクロスコープを実際に体験できます(協力:株式会社ヨシダ)

   講 師  歯科衛生士 大野真美氏
   と き  2016年7月10日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学生


「顎関節症と力のコントロール -TCHを中心に」


 顎関節症は、顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害を特徴とする筋骨格系の疾患であり、顎関節や咀嚼筋に加わる“力”を効率よくコントロールすることは、治療における重要なポイントになってきます。
 今回の講演では、顎関節症という疾患に対する正しい考え方と、“力”の中でも覚醒時ブラキシズム、特にTCH(Tooth Contacting Habit)に焦点を当て、その正しい解釈と、効率のよいコントロール法について説明させていただきます。
★患者指導のデモンストレーションを取り入れ、解説します。

   講 師  東京医科歯科大学
 口腔顔面痛制御学分野 講師 西山 暁氏
   と き  2016年6月12日(日) 午前10時~午後1時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学部学生・大学院生


「医食同源
 -生化学と臨床栄養学からアプローチする予防歯科」


 歯科的トラブルを防ぐためにコントロールする必要があるものは、4つ。プラークコントロール、pHコントロール、モイストコントロール、フォースコントロール。最初の3つはまとめて唾液によるコントロールとも言えます。唾液の問題と、力の問題。この2つを中心に歯科的トラブルを見直してみると、歯磨きだけでは解決できなかったことへの対応法のヒントがみつかります。
 ここに深く関係するものが「食事」です。我々歯科医は「消化管の最上流である口」を司っていますから、食事についても詳しくあるべきだと考えています。
 昔から『医食同源』と我々は言っています。この考えを科学的根拠とともに予防歯科に取り入れていくことで、知的で有意義な予防歯科が実現できるでしょう。

   講 師  ブレス・デザイン デンタルオフィス 院長 吉岡秀樹氏
   と き  2016年5月22日(日) 午後1時~4時
   ところ  多治見市学習館 5階学習室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、研修医、
     学部学生・大学院生


「歯周病の基礎を知る」


 歯周組織における治癒の重要なポイントは、 (a)歯周治療後歯根面に形成された上皮性付着は結合組織性付着によって置き換わる、(b)長い付着上皮は臨床的には安定した治癒形態である、 (c)4-METAレジン(スーパーボンド)は歯周外科に有用である、ことである。
 本講演にて、①クリーピングアタッチメントの機序は? ②歯周組織破壊の主因は力か?感染か? ③歯周ポケットはどのように形成されるのか? ④BOP(Bleeding on Probing)は何を意味するのか? ⑤ルートプレーニングはどこまでやればいいのか?などの臨床の疑問にわかりやすく答えたい。(講師より)
 ★日々の診療で経験する症例に対して下野先生にコメントをいただく、《臨床の疑問に基礎が答える》セッションの時間を予定しています。

   講 師  東京歯科大学名誉教授 下野正基氏
   と き  2016年5月8日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  ふれあい福寿会館 3階大会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学部学生・大学院生