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歯科研究会
  • 歯科研究会は、情勢と会員の要望を参考に、診療に役立つ基本的診断・処置を重視して開催しております。
  • 歯科衛生士およびその他スタッフを対象に技能、資質の向上をはかる研修会も開催します。
  • 医科歯科合同研究会は、医科歯科一体の協会の特徴を生かし、共通のテーマで開催します。
 
歯科研究会

「【小児矯正で予防歯科を強化する】
 スカンジナビアン小児矯正~入門編~」


 私が3年間を過ごしたイエテボリ大学(スウェーデン)の矯正科において、混合歯列の叢生を改善するための歯列拡大は全く行われていません。しかし、将来起きてほしくない状況を未然に防ぐ予防歯科としての小児矯正はしっかりと行われていました。
 本セミナーでは、小児矯正すべき症例をご紹介し、小児矯正が果たす予防歯科としての役割をお伝えします。

   講 師  スウェーデン矯正歯科 院長 石川 基氏
   と き  2025年3月30日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階 協会会議室
   (岐阜市吉野町6-14 TEL058-267-0711)
   対 象  歯科医師
   定 員  40人
   参加費  5,000円(会員及びA会員医療機関に属する場合)
   備 考  参加希望の方は事前に協会までお申込みください。

歯科研究会(2024年開催報告)

「その痛み、本当に歯が原因ですか?
~原因不明の歯痛・顔面痛を生じさせる身体疾患/精神疾患~」


 歯痛や顎関節症のように見えても、実際は医科領域の全く別の疾患であるということが少なくありません。講演では、歯痛・顔面痛を生じさせる疾患として、三叉神経痛/舌咽神経痛、TACs(タックス:三叉神経・自律神経性頭痛)、巨細胞性動脈炎などの疾患について、患者がどのような主訴で歯科を受診するのか、また、診断と治療法について、実際の症例を供覧しながら解説いたします。不必要な抜歯や抜髄を行ってしまわないためにも、歯科医が知っている必要がある知識です。

   講 師  静岡市立清水病院口腔外科
 口腔顔面痛外来 井川雅子
   と き  2024年12月15日(日) 午前10時~12時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階 協会会議室(WEB併用)
   対 象  歯科医師


「根拠・予知性をもった咬合再構成
 ~エビデンスを日常臨床にどう落とし込むか~」


 咬合位を改変する必要のある咬合治療(咬合再構成)では、多数の歯に対する介入が必要なことが多く、患者・術者ともに負担が大きいと言えます。そのため、「咬合再構成に踏み切る根拠」と「確実に治療を遂行するための技術」の双方が求められます。
 本講演では、咬合再構成にまつわるエビデンスを整理し、様々な症例に対する実際の咬合再構成を供覧し、どのように明日からの臨床に落とし込むかを皆様と議論したいと思います。

   講 師  東京医科歯科大学生体補綴歯科学分野
 講師 和田淳一郎氏
   と き  2024年10月6日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階 協会会議室
   対 象  歯科医師


「歯の糖化と老化に関わる研究の現状と展望
 ~電子顕微鏡で垣間見る歯のナノワールド~」


 老化医学や栄養学の分野で「糖化」という現象が話題になっています。血中の糖が体の至る所で悪さをすることで様々な疾患を引き起こすことはよく知られていますが、歯における糖化は、世間的に認知されておらずあまり話題になっていないのが現状です。今回は、歯に関連して糖化最終産物(AGEs)がどのように沈着し、組織にどんな影響を与えているのかを、歯科における糖化研究の方向性を踏まえてお話しさせていただきます。午後後半では電子顕微鏡を用いた様々な研究から分かった歯の破折や接着に関連した歯科臨床に関わる情報提供をさせていただきます。

   講 師  大阪大学歯学部附属病院口腔総合診療部
 助教 三浦治郎氏
   と き  2024年9月8日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階 協会会議室
   対 象  歯科医師


歯科スタッフ研修会

「歯周治療を成功に導くために!
~医療面接を活用し、私が患者さんを“みる”視点と考え方」


 これからの歯科衛生士に求められることは、患者さんのあらゆる情報を活用し、地域、生活背景、臨床現場等での問題解決能力です。 歯周治療に歯科医師とチーム医療で臨む私たちは患者さんを中心としてそれぞれの専門性を発揮することがベースとなります。そして、歯周治療の成功のカギとなるのは、医療面接と信頼関係を構築する事です。“どこをみて”“何を考え”情報収集をして活用するのか。知識、技術だけではうまくいかないところを一緒に考えてスキルアップしませんか。

   講 師  歯科衛生士 D–WESTAIL代表 西尾いづみ氏
   と き  2024年9月1日(日) 午前10時~12時
   ところ  台風に伴い「WEB配信のみ」で開催
   対 象  歯科衛生士


「歯科医院での点滴療法」


 近年、歯科でもアンチエイジングが大きな話題であり、点滴療法は、この新時代の歯科診療で重要な治療法と選択肢の1つです。
 本講演では、エイジングケアはもちろん、歯周組織の強化や外科処置後の創傷治癒促進など、歯科治療と併用することで非常に良い効果をもたらす高濃度ビタミンC点滴を中心に、これからの歯科治療における点滴療法の必要性とその可能性、歯科医院での取り入れ方などをお話します。

   講 師  ひまわり歯科クリニック 副院長 小林紗矢香氏
   と き  2024年8月4日(日) 午前10時~12時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階 協会会議室
   対 象  歯科医師


「見逃してはいけない口腔粘膜疾患」


 われわれ歯科医師は、患者の口腔粘膜の健康に責任を負う義務があります。口腔粘膜疾患の初診対応で最も重要なことは、早期に対応が必要な疾患、特に悪性疾患(がん)を疑う場合には早急に専門機関に紹介できるかどうかです。そこで、今回は口腔の粘膜病変症例を供覧しながら、Q&A形式で悪性を鑑別するポイント、早期対応が必要な疾患を解説させていただきます。明日からの診療にお役に立てれば幸いです。

   講 師  東京医科歯科大学歯学部長・
 大学院医歯学総合研究科長・
 顎顔面外科学分野教授 依田哲也氏
   と き  2024年7月21日(日) 午前10時~12時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階 保険医協会会議室
   対 象  歯科医師、医師


「昨今の口腔乾燥症患者の動向と対応
 ― COVID-19流行下の実情も踏まえて ―」


 口腔乾燥症は、口腔の乾燥感だけではなく、口腔の違和感や義歯不適合などさまざまな状態を含み、原因や誘因が複雑に絡み合っている場合も多く、その対応が困難となることもしばしばである。本邦における潜在患者数は約3000万人とされているが、近年、若年層の患者数も増加している。
 本講演では、昨今における口腔乾燥症患者の動向や口腔乾燥症の新分類の紹介、口腔乾燥症の診療の実際、漢方薬による治療法の有効性について述べたい。

   講 師  日本歯科大学新潟病院口腔外科講師
 口のかわき治療外来医長 中谷佑哉氏
   と き  2024年6月16日(日) 午前10時~12時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士


歯科スタッフ研修会

「SRPのお悩み解消 ~いまさら聞けないSRP~」【午前】


 SRP に対して悩みを持っている歯科衛生士が多いと感じています。パッションハンズオンセミナー(シャープニング・SRP習得コース)で12年間指導してきた経験からSRPの悩みとその解消につながる対策について話を致します。

「歯科衛生士の視点・思考
 ~どう見る?どう考える?
 歯科衛生士業務をブラッシュアップするために~」【午後】


 歯科衛生士が患者の何を見て何に気がつき、そして、どう考えるかにより患者への対応は大きく変わります。その視点と思考を示すことで、聴講される歯科衛生士の臨床力アップにつながれば幸甚です。

   講 師  株式会社PASSION代表
 日本歯周病学会 認定歯科衛生士 丸尾 操氏
   と き  2024年5月12日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  長良川国際会議場 大会議室
   対 象  歯科衛生士


「希少疾患先天性無歯症患者の欠損歯を
        再生する新規抗体医薬品の開発

  ~『歯生え薬』の研究開発にかけた30年~」


 先天性無歯症の原因遺伝子として、EDA1、WNT10A等が同定され、多くがマウスとヒトで共通である。USAG-1遺伝子欠損マウスにおいて、過剰歯を見出し、歯の数を増やすことができる標的分子を同定した。抗USAG-1中和抗体を作製し、先天性無歯症モデルマウスに投与することで先天欠如歯の形成が回復することを見出し、トレジェムバイオファーマ株式会社を起業した。ヒト化抗USAG-1抗体の最終開発候補物TRG035を決定し、非臨床試験を完了した。現在臨床試験の準備をすすめている。

   講 師  公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院
 歯科口腔外科 主任部長 高橋 克氏
   と き  2024年4月14日(日) 午前10時~12時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室(WEB併用)
   対 象  歯科医師

歯科研究会(2023年開催報告)

病気を持った患者の歯科治療シリーズ

「歯科治療時に留意したい皮膚疾患
 ~ ベーチェット病を中心に ~」


 日常診療において口腔粘膜疹はしばしば皮膚疾患や全身疾患の診断へのきっかけとなる。その例としてベーチェット病、扁平苔癬、薬疹、尋常性天疱瘡が挙げられる。
 特にベーチェット病において再発性口腔内アフタは最も頻度が高い症状であり、多くの症例で初発症状となる。しかし、診断までに時間を要することが多く、注意が必要である。そこで、本講演ではベーチェット病を中心に、症状の特徴について鑑別疾患をまじえてお話したい。

   講 師  朝日大学病院皮膚科教授
 岐阜大学名誉教授 清島真理子氏
   と き  2023年12月6日(水) 午後8時~9時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室(WEB併用)
   対 象  歯科医師、医師、コ・メディカル、コ・デンタル


Zoomウェビナーによるオンライン研究会

「変容する医療トラブルへの対応と予防法」」


 近年、医療トラブルは増加し、その内容も大きく変化してきています。その原因の一つにスマホ社会の浸透がありますが、これまでまったくトラブルにならなかったことが、大きなトラブルに発展することも少なくありません。
 そこで今回、医療トラブルの特徴や最近のトラブル事例を踏まえて、医療トラブルへの具体的対応と予防法についてお話いたします。

   講 師  弁護士・歯科医師
 弁護士法人小畑法律事務所代表 小畑 真氏
   と き  2023年10月22日(日) 午前10時~12時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室(WEB併用)
   対 象  歯科医師、医師


病気を持った患者の歯科治療シリーズ

「認知症の基礎知識と最近の話題」


 高齢化の進展とともに、認知症患者数も増加しています。「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、65歳以上の認知症患者数は2020年に約602万人、2025年には約675万人(有病率18.5%)と5.4人に1人が認知症になると予測されています。今回は一般内科医の立場から、認知症の基本的知識と認知症患者への対応、認知症の最近の話題を述べさせていただきます。

   講 師  永田内科 院長 永田正和氏
   と き  2023年9月6日(水) 午後8時~9時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室(WEB併用)
   対 象  歯科医師、医師、コ・メディカル、コ・デンタル


Zoomウェビナーによるオンライン研究会

「COVID-19対策から偶然生まれた革新的な口腔ケア用品の開発」


 みなさまは、口腔ケアが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染予防や家庭内感染の抑制につながることはご存じでしょうか?医療従事者であっても、なかなか理論に基づいた説明をすることは難しいと思います。我々は2020年の国際誌で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の受容体が唾液腺に多く発現することを世界に向けて発信しました。さらに、効果的な感染対策として、「MA-T」(要時生成型亜塩素酸イオン水溶液)を用いた口腔ケア用品を開発し、研究報告を続けています。コロナ禍の医療現場・介護現場における感染対策として提案していきたいと思います。

   講 師  大阪大学大学院歯学研究科
  顎口腔機能治療学教室 教授 阪井丘芳氏
   と き  2023年8月27日(日) 午前10時~12時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室(WEB併用)
   対 象  歯科医師、医師、コメディカル、コデンタル


「歯科における栄養療法
 ~見逃されていた現代病の一因を追う~」


 皆様は近年、それまで出会うことがなかった病態の患者さんが増えていると感じた事はないでしょうか。  例えば私が大学を卒業した頃は、鬱や俗に言うメンヘラの人などは見たことがありませんでしたが、今は割と普通におられます。また医学が進歩しているのに、糖尿病やがんの患者さんは増えています。そこまで行かないまでも、不定愁訴を抱えたまま歯科治療をしている人はたくさんおられます。
 釈然としない思いを抱きながら臨床に従事していたある日「生体の基本的な仕組みを利用し病態を改善する方法」を学ぶ機会に恵まれました。それがおそらく多くの人が大嫌いであったであろう生理学や生化学、その理論を臨床応用する「栄養療法」というものでした。そこには私が日々疑問に思っていたことを解決するためのヒントに溢れ、これは標準医療に加えるべき要素であると思うようになりました。
 振り返ると、我々は歯のことは何でも知っていても、命のことをどれくらい知っているのでしょう。そして歯科は痛みをとり噛めるように補綴をすれば、自動的に患者さんは幸せになってくれるものと思い込んでないでしょうか。治した歯で何を食べ、どうなってほしいのか、私はそういうビジョンが必要になると思うようになりました。
 本講演では「栄養療法」をキーワードに、日常臨床から見えてきた「社会」と「疾病」の関わりを私なりに俯瞰し、歯科が目指すべきもう一つ先のゴールを考えてみたいと思います。

   講 師  吉田歯科診療所デンタルメンテナンスクリニック
      院長 吉田 格氏
   と き  2023年7月9日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  大樹生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、学生


Zoomウェビナーによるオンライン研究会

「インプラント患者さんにしてはいけない指導をしていませんか」


 根拠に基づいた医療(EBM)が言われて久しいですが、この中身はなかなか理解しにくい部分があります。基礎研究の結果が人では必ずしも当てはまるわけではないことは、EBMや臨床治験のことを思い浮かべればわかりますが、実際には基礎研究の成果をそのまま広告に使った製品が見られます。今回の講演では、インプラント治療をしている先生方の中で広まった誤解を中心に、「疫学」の視点で誤解をひも解きます。2023年1月に出された4学会合同の推奨などの情報もお届けします。

   講 師  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
      健康推進歯学分野 教授 相田 潤氏
   と き  2023年6月18日(日) 午前10時~12時
   開催方法  Zoomウェビナーによるライブ配信
   対 象  歯科医師


Zoomウェビナーによるオンライン研究会

「歯科診療所での管理栄養士の活躍」


 当院では小児歯科診療から訪問歯科診療まで展開しています。診療内容も今までの歯周疾患管理や補綴という分野から口腔機能を中心とした検査、機能訓練が増えてきています。このような分野において管理栄養士や言語聴覚士も雇用し院内外の多職種連携を実践しています。口腔機能発達不全症や口腔機能低下症、周術期口腔機能管理、訪問診療の現場では患者さんの栄養状態や食事が非常に重要な要素となってきています。  今回はこのような症例を少しずつですが供覧し実際の臨床を感じていただき、それぞれの診療所で管理栄養士を活用するきっかけになれば幸いです。

   講 師  医療法人隼和会 坂井歯科医院 理事長 坂井謙介氏
   と き  2023年5月21日(日) 午前10時~12時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   対 象  歯科医師、管理栄養士、その他医療従事者


Zoomウェビナーによるオンライン研究会

「ボツリヌス療法による新たな力のコントロール」


 噛む力が強すぎる患者さんの診療で困っていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか。
 歯牙・歯根破折、補綴物の破損・脱離、知覚過敏、咀嚼筋痛障害、歯牙の動揺、インプラントや義歯が安定しない等、様々な症状を引き起こす要因の一つとして、夜間・日中のブラキシズム習慣や過度な咬合力が挙げられます。
 「マウスピースや認知行動療法など一通りやってみたが、なかなか改善に結びつかない」
 「患者さんの努力依存のため、途中で脱落してしまう」
 このような経験を一度はされているかと思います。
 本講演では、表面筋電計を用いて、エビデンスに基づいた歯科治療"咬合力(筋力)のコントロール"として、『ボツリヌス療法』をわかりやすく解説させていただきます。

   講 師  古畑歯科医院 副院長 古畑 梓氏
   と き  2023年4月9日(日) 午前1時30分~3時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   対 象  歯科医師


病気を持った患者の歯科治療シリーズ

「『心不全』パンデミックに備える
 ~歯科医が知っておきたい循環器疾患の知識~」


 わが国は今や超高齢社会に突入し、歯科の受診患者さんもハイリスクの有病高齢者の割合が増加しています。日常診療において配慮が必要となる基礎疾患のうち、最も頻度が高いのは循環器疾患です。代表的な循環器疾患として、高血圧、冠動脈疾患、不整脈、弁膜症、心不全が挙げられます。本講演が歯科医師の皆様に、循環器疾患の知識や歯科治療時のリスク、それを回避する知識や技術を身につけていただく一助となれば幸いです。

   講 師  平和通ハート内科 院長 野田和宏氏
   と き  2023年3月29日(水) 午後8時~9時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室(WEB併用)
   対 象  歯科医師、医師、ほか医療従事者


「最新の科学的根拠に基づいた歯周治療の流れ」


 1960年代以降、プラークコントロールを主体とした近代的な歯周治療が確立されて全世界で実践され、多くの歯周病患者が救われてきました。この背景には、先駆者達による多くの研究と議論の積み重ねがあり、歯周病学を科学といえる分野に押し上げました。診査診断から始まり、非外科的治療から、歯周外科、メインテナンスに至るまで、基本的な歯周治療の流れに学術的な裏付けができ、さらに再生療法などの最先端の治療も発展していきました。今回は歯周治療の一連の流れについて、科学的根拠に基づいて解説していきたいと思います。

   講 師  日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座准教授
             関野 愉氏
   と き  2023年1月29日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士