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歯科研究会
  • 歯科研究会は情勢と会員の要望を参考に、診療に役立つ基本的診断・処置を重視しております。
  • 歯科衛生士およびその他スタッフを対象に技能、資質の向上をはかる研修会も開催しております。
  • 医科歯科合同研究会は、医科歯科一体の協会の特徴を生かし、共通のテーマで開催します。
 
歯科研究会

「ぺリオのお悩み解消術 -SPTを中心に」


 歯周治療成功のカギは、継続した患者支援です。SPT(サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)の目的は、歯周病の2大要因である炎症と力を継続してコントロールしながら「病状の安定」を図ることにあります。SPTにより患者さんは定期的に来院されますので、治療成績を高めるためにも、安定した歯科医院経営のためにもSPTは重要な治療オプションとなります。

   講 師  東京医科歯科大学臨床教授 内山 茂氏
   と き  11月26日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   (岐阜市吉野町6-14 TEL058-267-0711)
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、学生
   定 員  50人(定員のため参加受付を締め切りました)
   参加費  歯科医師 5,000円(会員)、
 歯科衛生士 3,000円(A会員医療機関勤務)
   昼 食  弁当(1,000円)をご希望の方は申込時にご注文下さい
 無断欠席の場合は実費(弁当代)を請求いたします
   備 考  参加希望の方はあらかじめ協会までお申し込みください
   

 研修医、学生はA会員医療機関に所属する場合、又は個人で申込する場合は無料。但し、当日受付にて学生証などの証明書を提示して下さい。


歯科研究会(2017年開催報告)

「インプラント治療とはいったい何か?
    また何がどこまでできるのか?」
 過去36年間の治療経験を踏まえ現状を考察する


 1981年にインプラント治療を始めてからすでに36年が過ぎました。当初、この治療法には批判が多く、ほとんどの歯科大学は反対の立場でした。それが今日では歯科医師国家試験に出題されるまでに広く認められたことには、隔世の感があります。今回の講演では、長期の症例から簡単に歴史を紹介し、どのように進歩してきたかを説明するとともに、現在どこまでこの治療法で機能的、審美的問題を解決できるかを実際の症例を通して供覧したいと思います。

   講 師  日本口腔インプラント学会指定研修施設
 愛知インプラントセンター 所長 堀田康記氏
   と き  2017年10月29日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士
   定 員  50人


「歯科臨床に役立つ顎顔面成長発育」


 日常臨床では成長期の子供を持つ親から、小児歯科医や矯正医だけでなく、一般臨床医も、歯並びについてよく質問されます。しかし、説得力のある答えを提供するには、それなりの知識が必要とされます。
 一方、歯科治療においても、成人矯正はもちろんのこと、インプラントや補綴治療を行う場合であっても顎顔面の成長発育の知識は有用です。そこで本講演にて、著書『顎顔面の成長発育の基礎』の内容を中心に日常臨床に役立つ事柄についてご説明します。

   講 師  宮下矯正歯科医院 院長 宮下邦彦氏
   と き  9月10日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士
   定 員  60人


「これからのう蝕処置
      ~Caries Management Pathways~」


 これからのう蝕への対応の、2つの大きな柱は個人単位での「う蝕という疾患」および、歯あるいは病変単位での進行度、活動性の診査、診断、および治療ということになる。
 「疾患」としての診査、診断とはカリエスアセスメントとコントロールである。「病変」については若年者を中心に初期う蝕病変への対応(侵襲的あるいは非侵襲的)が重要となる。
 今回の講演ではカリエスリスクと初期病変について詳しく述べるつもりである。

   講 師  医療法人伊藤歯科クリニック 院長 伊藤 中氏
   と き  2017年8月27日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、学生
   定 員  60人


「矯正用アンカースクリューを用いた
      補綴前処置としてのMTM」


 近年、矯正歯科材料の進歩は著しい。なかでも歯科矯正用アンカースクリューは新たに薬事認可され、治療法も確立されつつある。このスクリューを応用すれば、移動対象歯のみに矯正力を付加することができる。
 これによりブラケットやワイヤーを用いることなく、欠損部に対して挺出を認める対合歯の圧下や近心傾斜を整直させることができる。このことが後の補綴治療の精度を高めることは言うまでもない。
 本研究会では臨床例を中心にアンカースクリューの有効活用について述べたい。
※㈱ジーシーオルソリーによる歯科矯正用アンカースクリューの製品説明がございます。

   講 師  飯田橋矯正歯科 院長 橋本幸治氏
   と き  2017年7月16日(日) 午後1時~3時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学生
   定 員  60人


「非定型的口腔顔面痛および顎機能障害の診断と治療
 頭頸部筋筋膜症の臨床的知見から」


 日常臨床では痛みや違和感などの多様な訴えを有するにもかかわらず、理学的な異常所見が認められないために診断困難となる症例を経験します。非定型的口腔顔面痛はその代表的な例であり、主訴と整合性の得られる現症、病歴、理学的所見が得られないために原因不明と考えられるようになります。
 本講演ではこのような診断・治療の困難な症例に対して、自験例による臨床的考察から得られた病態、診断方法、原因論、治療方法について述べてみたいと思います。
【理学的所見が認められない頭頸部の諸症状における、Forward Head Position(頭部前方位姿勢)がもたらす、延髄での三叉神経脊髄路(核)の過敏性と筋反射に対する臨床的考察】

   講 師  大垣徳洲会病院歯科口腔外科部長 神野洋輔氏
   と き  2017年6月18日(日) 午前10時~12時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、学生


「感染症としての歯周病とその治療を考える
 -医科歯科連携をふまえて-」


 歯周病は、プラークの量的増加、質的変化が生じ、グラム陰性菌を主体とした細菌が増えることで組織破壊が生じると考えられます。一方、局所の感染だけなく、免疫応答、メタボリックシンドロームと呼ばれる糖尿病や肥満、高血圧などの全身的な因子、さらに、喫煙やストレス、咬合力の問題も重要です。また、循環器疾患やリウマチ、骨粗鬆症との関連も指摘されているので、患者さんの全身状態を把握した上で治療に臨む必要があり、そのためには医科との連携が不可欠になります。上記について臨床例をふまえ、お話させていただければと思います。

   講 師  慶應義塾大学医学部教授
     (歯科・口腔外科教室) 中川種昭氏
   と き  2017年5月21日(日) 午前10時~12時
   ところ  岐阜県図書館 2階研修室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、医師、看護師、学生


「子どもの発達と口腔機能」


 発達の遅れた子供たちの特徴には様々な共通点が診られます。音や匂い触れられたり等様々な刺激に不確実に敏感だったり、筋力が弱かったり歯並びが悪かったり、ビジョンに問題があったり、おねしょを繰り返したりします。その原因の一つである呼吸や睡眠を歯科からアプローチすることで発達や改善が見られます。その論理や症例を報告させて頂きます。

   講 師  さわやか歯科院長 北村義久氏
   と き  2017年4月23日(日) 午前10時~12時
   ところ  岐阜県図書館 2階研修室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、学生


「歯内療法の質を高めるために」 【実習】


 歯内療法は見えにくい根管内で行われる繊細な処置の連続であることから、頭に描く処置のイメージと、実際の処置後の状態が異なっている可能性があります。自分の手技で、根管清掃をはじめとした基本操作がどの程度達成されているのか、こうした点を顧みて検証する必要があります。歯内療法の質を少しでも高めるために、一般開業医として何ができるのかについて、一緒に考えていただければと思います。(2016年9月11日開催の講義の「実習編」となります)

   講 師  平和歯科医院院長、
 東京歯科大学非常勤講師 阿部 修氏
   と き  2017年3月26日(日) 午前10時~午後3時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  2016年9月11日の講義を受講した岐阜県保険医協会の会員


「良好な長期予後を目指した補綴治療」


 米国インディアナ大学で歯科補綴を学びました。そこで学んだ多くの事は、実は特別なことではなく基本的な知識・情報をどう臨床に応用するかという事でした。今回は、自分がアメリカそして日本で行ったケースを通じ、補綴治療を良好な長期予後に導くために必要な全部床義歯学、冠橋義歯学、インプラント補綴学について考察したいと思います。また、最近使われているジルコニアなどのオースセラミック材についても症例を提示し、その可能性を考察したい。

   講 師  大分県開業 土屋嘉都彦氏
   と き  2017年3月5日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  じゅうろくプラザ 5階小会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生

歯科研究会(2016年開催報告)
歯科スタッフ研修会

「インプラント治療における歯科衛生士の役割」


 超高齢者社会を迎えた現在、QOLを求める患者さんの要望に伴い多くの歯科医院が「歯科インプラント治療」を取り入れるようになりました。歯科インプラントにおける歯科衛生士は、治療の利点欠点を含めた説明、術前の口腔衛生指導、滅菌消毒に関する正しい知識、患者さんに負担を与えない的確でスムーズな埋入手術の介助、感染管理に基づいた使用後の器材の処理、補綴の介助、そして長期にわたるメインテナンスとそれぞれに重要な役割があります。本日は、日常の皆様の診療を振り返りながら、「インプラント治療における、歯科衛生士の役割」について、お話をしていきます。

   講 師  歯科衛生士 阿部田暁子氏
   と き  2016年12月11日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学生


「歯科金属アレルギーをちゃんと考える」


 1928年にFleischmannは、アマルガム中の水銀により口内炎と肛門周囲炎の症例を世界で初めて報告した。本邦では1972年中山らによる、アマルガム中の水銀による口腔扁平苔癬の症例が最初である。その後も、各国で種々の歯科金属アレルギーの症例が報告されてきた。しかし、未だに治療方法に関して整備されたガイドラインはなく、治療現場では様々な方法が提示されており、その中にはエビデンスに乏しく不適切なものも少なくない。今回、歯科金属アレルギー治療についてちゃんと考えてみたい。

   講 師  高歯科医院 院長 高 永和氏
   と き  2016年12月4日(日) 午前10時~12時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、研修医・学生

医科歯科合同研究会

「口腔感染症でつながる医科と歯科
 ~糖尿病から震災後肺炎まで~」


 口腔と全身は、齲蝕や歯周病などの口腔感染症を通して、密接に繋がっています。歯科医院における慢性歯周炎の治療は、将来やって来るであろう糖尿病発症の運命から、目の前の患者さんを救うことにつながりますし、東日本大震災で世界的に注目されることになった震災後肺炎もまた、専門的口腔ケアで発症を防ぐことができる好例と言えます。
 口腔感染症が全身に与える影響、そして専門的口腔ケアの意義を医科や国民が理解した時、人々に“健口と健幸”が訪れることでしょう。

   講 師  にしだわたる糖尿病内科院長 西田 亙氏
   と き  2016年11月6日(日) 午後2時~4時
   ところ  ふれあい福寿会館 3階中会議室
   対 象

 医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、
 その他医療関係者


「EBMと口腔外科の真実
 エビデンスの考え方から、エビデンスでないことまで」


 EBMとは何か、その考え方、特にエビデンスとは何かについて学びます。
 そして、埋伏智歯と顎関節症などを、その考え方で紹介します。少し、診療ガイドラインや口腔顔面痛の話もあります。最後に、糖尿病と歯周病のエビデンスを考える事で、真実のEBMを体験します。

   講 師  国立病院機構豊橋医療センター
        歯科口腔外科医長 湯浅秀道氏
   と き  2016年10月2日(日) 午前10時~午後1時
   ところ  ふれあい福寿会館 3階中会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生


「歯内療法の質を高めるために」 【講義】


 歯内療法は見えにくい根管内で行われる繊細な処置の連続であることから、頭に描く処置のイメージと、実際の処置後の状態が異なっている可能性があります。自分の手技で、根管清掃をはじめとした基本操作がどの程度達成されているのか、こうした点を顧みて検証する必要があります。歯内療法の質を少しでも高めるために、一般開業医として何ができるのかについて、一緒に考えていただければと思います。

   講 師  平和歯科医院院長、
 東京歯科大学非常勤講師 阿部 修氏
   と き  2016年9月11日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  ふれあい福寿会館 3階大会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生


「患者に評価されるコンポジットレジン修復
 -最新の理論と臨床テクニックの実際」


 コンポジットレジンの適応症は、前歯の小窩洞のみならず、歯冠破折などの比較的大型窩洞や臼歯部咬合面あるいは隣接面を含む窩洞などへも適応範囲が拡大している。これまで間接修復に頼っていた大型の欠損窩洞でも、コンポジットレジンシステムを用いることで即日修復が可能となった。
 本講演においては、大きな話題となっている光重合型コンポジットレジンについて、歯質接着に関する基礎的事項ならびにコンポジットレジン修復における最新情報とその臨床応用について、臨床テクニックを中心として解説を加える予定である。

   講 師  日本大学歯学部歯科保存学教室
        修復学講座 教授 宮崎真至氏
   と き  2016年8月21日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学生

歯科スタッフ研修会

「マイクロスコープでこんなに変わる!
 歯科衛生士の臨床スタイル」


 マイクロスコープ導入で、これまで見えていなかったものが見えるようになり、私の臨床は大きく変わりました。さらに、これまで小さな1本の歯に起こっている小さな病状であるが故、患者様にお見せできなかった症状。これも拡大映像を使用しての説明が可能になったことで、患者様にすぐに理解してもらえるようになりました。マイクロスコープの存在で、歯科衛生士の臨床も患者様の当院への信頼度も大きく変化したのです。
 今回の講演では、マイクロスコープを使用した臨床の有効性を存分にお伝えしたいと思います。(講師より)
★講義のなかでマイクロスコープを実際に体験できます(協力:株式会社ヨシダ)

   講 師  歯科衛生士 大野真美氏
   と き  2016年7月10日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学生


「顎関節症と力のコントロール -TCHを中心に」


 顎関節症は、顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害を特徴とする筋骨格系の疾患であり、顎関節や咀嚼筋に加わる“力”を効率よくコントロールすることは、治療における重要なポイントになってきます。
 今回の講演では、顎関節症という疾患に対する正しい考え方と、“力”の中でも覚醒時ブラキシズム、特にTCH(Tooth Contacting Habit)に焦点を当て、その正しい解釈と、効率のよいコントロール法について説明させていただきます。
★患者指導のデモンストレーションを取り入れ、解説します。

   講 師  東京医科歯科大学
 口腔顔面痛制御学分野 講師 西山 暁氏
   と き  2016年6月12日(日) 午前10時~午後1時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学部学生・大学院生


「医食同源
 -生化学と臨床栄養学からアプローチする予防歯科」


 歯科的トラブルを防ぐためにコントロールする必要があるものは、4つ。プラークコントロール、pHコントロール、モイストコントロール、フォースコントロール。最初の3つはまとめて唾液によるコントロールとも言えます。唾液の問題と、力の問題。この2つを中心に歯科的トラブルを見直してみると、歯磨きだけでは解決できなかったことへの対応法のヒントがみつかります。
 ここに深く関係するものが「食事」です。我々歯科医は「消化管の最上流である口」を司っていますから、食事についても詳しくあるべきだと考えています。
 昔から『医食同源』と我々は言っています。この考えを科学的根拠とともに予防歯科に取り入れていくことで、知的で有意義な予防歯科が実現できるでしょう。

   講 師  ブレス・デザイン デンタルオフィス 院長 吉岡秀樹氏
   と き  2016年5月22日(日) 午後1時~4時
   ところ  多治見市学習館 5階学習室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、研修医、
     学部学生・大学院生


「歯周病の基礎を知る」


 歯周組織における治癒の重要なポイントは、 (a)歯周治療後歯根面に形成された上皮性付着は結合組織性付着によって置き換わる、(b)長い付着上皮は臨床的には安定した治癒形態である、 (c)4-METAレジン(スーパーボンド)は歯周外科に有用である、ことである。
 本講演にて、①クリーピングアタッチメントの機序は? ②歯周組織破壊の主因は力か?感染か? ③歯周ポケットはどのように形成されるのか? ④BOP(Bleeding on Probing)は何を意味するのか? ⑤ルートプレーニングはどこまでやればいいのか?などの臨床の疑問にわかりやすく答えたい。(講師より)
 ★日々の診療で経験する症例に対して下野先生にコメントをいただく、《臨床の疑問に基礎が答える》セッションの時間を予定しています。

   講 師  東京歯科大学名誉教授 下野正基氏
   と き  2016年5月8日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  ふれあい福寿会館 3階大会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学部学生・大学院生

歯科研究会(2015年開催報告)

「中心咬合位で機能印象採得し作る義歯製作法
 ~Hydro-cast plus材を用いて~」


 義歯の製作に当たっては、精度の高い印象と中心咬合位を捉えて製作することの大切さが認識されている。精密印象採得法はよく知られているが、義歯装着後歯槽粘膜が変化すると言う問題がある。又、咬合採得は顎機能障害患者や咬合が安定しない患者等の問題があり、どのように克服するのか。保険治療で画一的にこの問題を難なく克服し快適な義歯が出来る製作法を紹介する。

   講 師  大垣市開業
 Hydro-cast日本部会長 高木千訓氏
   と き  2015年12月6日(日) 午前10時~12時30分
   ところ  岐阜県保険医協会 会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生

歯科スタッフ研修会

「歯周基本治療の威力!
 ~歯肉を観て、育てることの意味~」


 日本人の多くが罹患し歯を失う最も大きな原因である歯周病は、糖尿病や心筋梗塞など全身疾患との関連も明らかになりつつあり、その治療は健康な日常生活を送るために極めて重要といえます。
 歯科衛生士に委ねられる歯周基本治療は歯周治療の結果と予後を大きく左右しますが、歯周組織の中でも“歯肉”は多様な反応を示すことから、観察する目とその育て方が重要となります。
 本講演では、当院での長期経過症例をもとに歯周基本治療の重要性について、歯肉を中心にお話したいと思います。

   講 師  歯科衛生士 松本絹子氏
     歯科衛生士 吉田エミ氏
   と き  2015年11月8日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学生

病気を持った患者の歯科治療

「禁煙治療の実際 ~歯科ができる禁煙支援~」


 歯科口腔疾患、特に歯周病と喫煙の関連性は明らかであり、歯科での禁煙管理の有効性が示されています。現行では歯科は「ニコチン依存症管理料」の対象外です。しかし、歯科では喫煙の影響を視覚化して伝えやすいこともあり、若い喫煙者に対して禁煙の働きかけを行える特徴があります。歯科診療で出会うニコチン依存症患者に対して行う医科の禁煙外来と連携した禁煙推進や、歯科において行う禁煙支援について話したいと思います。

   講 師


 岐阜県総合医療センター主任部長兼内科部長 
    同 栄養センター部長
 岐阜大学循環・呼吸病態学非常勤講師 飯田真美氏
   と き  2015年10月14日(水) 午後8時~9時半
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、スタッフ、研修医、学部学生・大学院生

歯科スタッフ研修会

「補綴治療後の長期的安定を目指したメインテナンス
 ~再評価に必要な知識と対策~」


 日常のメインテナンスでは、口腔内の状況を再評価することが大変重要な要素となります。補綴治療後のメインテナンス再評価では、一般的な項目に追加して、咬合、形態、材料などおさえておきたいポイントがいくつかありますが、これらは歯科衛生士にとっては苦手とも言える分野かもしれません。そこで今回は補綴治療の基礎とともにメインテナンス再評価に必要な知識をまとめ、それらの具体的対策をお伝えしてみましょう。

   講 師  歯科衛生士・歯科技工士 小林明子氏
   と き  2015年10月4日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学部学生・大学院生


「コンポジットレジン修復の科学と臨床」


 近年、MIの概念が広まり、日常臨床でコンポジットレジンが必要不可欠なものとなりました。CR修復は、私たちの臨床の幅を大きく広げてくれた一面がありますが、その一方、非常にテクニックセンシティブである側面もあります。術後疼痛、マージンの精度、審美、どれをとっても、間接修復よりも知識と技術により結果が左右されるかもしれません。そこで基礎編として、CR修復の予後を良くするための、科学的背景をレビューし、術式や材料選択を考察し、臨床編で、より良い結果を出すための、テクニックについて考察したいと思います。

   講 師  西本歯科医院 泉 英之氏
   と き  2015年9月6日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生


「発育期の矯正治療ですべきこと、できること」


 発育期の矯正治療は、不正咬合の実態(本質)を知り、本質に対する治療、所謂、根治療法をすべきであると考えます。そうすれば、歯列、咬合だけではなく、並列して発症していると考えられる全身症状も改善される可能性があります。
 我々に必要なことは、「歯列、咬合」に傾注することなく、本質を診ることだと思います。今回、皆様と共に、発育期の矯正治療ですべきこと、できることについて考えてみたいと思います。

   講 師  矯正歯科くろえクリニック 院長 黒江和斗氏
   と き  2015年8月9日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学部学生・大学院生


「オールセラミック修復の選択と臨床応用」


 医学の進歩は不可欠であり、日進月歩で変わっていく。また、各メーカーはあらゆる研究・商品開発を行い、魅力的な宣伝文句をつけ市場に多くの商品を投入する。一方でオールセラミック修復の分野において、全ての患者、部位に最善な材料として選択できる唯一の材料は未だ存在しない。
 本講演ではセラミック材料学の基本的知識と基礎及び臨床研究をレビューし、補綴専門医として、どのように考え、オールセラミック修復治療を患者に適応しているのか紹介したい。

   講 師  有楽町デンタルオフィス 錦織 淳氏
   と き  2015年7月26日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生


「難敵 クレンチング撃退装置の開発について」


 顎関節症や歯周疾患などの増悪因子としてのクレンチングは対応が難しいものとされている。
 これには無意識に安静位空隙が消失する軽度なものから、ストレス等にさらされている状態で激しく咬筋が緊張する食いしばりまで種々である。
 下顎は本来上顎から懸垂しているもので、咬合平面が水平になっている状態で安静位空隙が出現する。従って、パソコン作業のように下向き作業時には咬合平面が前傾するので安静位空隙は消失する。スマホを始めとして下向きの姿勢が多い現代では、根本的な対策が望まれている。
 口腔内装置としてスプリントは対応として限界がある。今回開発したSLP は舌下床のことで、顎位や咬合に干渉しない装置であり、舌位に作用し、頭位を変え、クレンチングには著効がある。また咬合接触に関係なく咀嚼機能も著しく改善される。無意識に用いることができ24時間の装着で副作用のない術者にも患者にも安心して使用出来る装置として開発した。

   講 師  日本歯科大学名誉教授 丸茂義二氏
   と き  2015年6月11日(木) 午後1時~4時
   ところ  じゅうろくプラザ 小会議室1
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生


「静かなる暗殺軍団デンタルバイオフィルムとのバトル」


 医学の父ヒポクラテスは、歯周病があると全身の健康が害されることを知り、スケーラーを開発して歯周治療を行ない健康が回復することを実証し、多くの弟子に教えていた。近年、歯科疾患は健康破綻をもたらし、命を奪う疾患であることが次々に明らかにされ、口腔疾患の予防の重要性と歯科医療の役割が際立ってきている。口腔疾患の元凶であり暗殺軍団でもあるデンタルバイオフィルムについて、新しい視点での話題を提供したい。

   講 師  東京歯科大学名誉教授 奥田克爾氏
   と き  2015年5月24日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、研修医、学生

歯科研究会(2014年開催報告)

「スウェーデンの今を知る
 歯周病、インプラント、インプラント周囲炎治療まで」


 近年、非常にアドバンスで審美優先な治療がもてはやされるが、それらの中にはヒロイックで科学的根拠に乏しい治療も散見される。スウェーデンでの治療は常に科学的な根拠が求められる、なぜその治療が選択されたのかが徹底的に吟味される。本日は現在のスウェーデン、イエテボリ大学の歯周病/インプラント治療、そして世界的に問題となっているインプラント周囲炎について語ってみたい。

   講 師  DUO specialists dental clinic
  DUO大阪歯科医院 院長 大月基弘氏
   と き  2014年12月14日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学部学生・大学院生


「最新の研究からわかる接着、今使うならどのシステム?」


 コンポジットレジン修復を成功させるためには、歯質とCRとの「接着」を確実に行うことが極めて重要です。1ステップセルフエッチ接着システムが主流になりつつある現在の歯科市場ですが、どのような接着システムを用いるにしても、それを使いこなす術者には歯質接着機構に対する基礎知識が不可欠です。
 本講演では、接着システムの現状をエビデンスベースにお話し、それを基にして臨床的に守るべき原則、使用テクニックの勘所についてお話したいと思います。

   講 師  石川歯科(浜松市) 鷲野 崇氏
   と き  2014年11月9日(日) 午後1時30分~4時30分
   ところ  ふれあい福寿会館 3階中会議室
   対 象  歯科医師/研修医、歯学部学生・大学院生


「子供の不正咬合の原因と予防・改善
 ~口呼吸、舌癖、咀嚼を考える~」


 咀嚼の重要性については、国民に広く認識されているが、現代の子供たちの多くは正常な咀嚼ができていない状態にある。不正咬合の原因は多種多様であるが、今回は口呼吸、舌癖ならびに咀嚼に焦点を当てて、不正咬合との関連性と予防・改善方法を考えてみたい。とくに歯列弓の狭窄による叢生が増加しているが、その背景として食事の軟食化が考えられる。噛みごたえのある食品(硬性ガム)を使用することで口腔環境がどのように改善するのかを明らかにし、叢生の予防・改善について考えてみたい。

   講 師  日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座教授 葛西一貴氏
   と き  2014年10月26日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士、研修医、学部学生・大学院生

病気を持った患者の歯科治療シリーズ

「ペインクリニックとは
 ~すべての人が痛みから解放されることを願って~」


 ペインクリニックとは主としてあらゆる疼痛疾患を対象とし、その診断と治療を主に神経ブロックを応用して行う臨床診療部門です。治療法は薬物療法やリハビリテーションなども併用します。対象疾患は痛みのほか顔面神経麻痺、アレルギー性鼻炎、突発性難聴や自律神経失調症などの非疼痛疾患があり、これは神経ブロック療法が有効であるからです。歯科領域の疾患も多く、これからの高齢化社会においてますます需要が高まることが予想されます。

   講 師  竹田クリニック 院長 竹田智雄氏
   と き  2014年10月15日(水) 午後8時~9時30分
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、スタッフ、研修医、学部学生・大学院生


「補綴治療を成功に導く鍵
 形成・印象・合着のポイントとCTを用いた咬合位の評価」


 補綴治療の成功の鍵は、
 

①構造的にも安定した適合の良い補綴物 … そのための形成・印象・合着の注意点を特に最近多く使用されるオールセラミック補綴を中心に見直します。

 

②顆頭位と咬合位の調和と顎位を安定させる咬合面接触 … CTを咬合安定の診断に使う可能性について今行っている事、補綴治療後の非生理機能(歯ぎしり・・)への対応としてナイトガードの応用について

 この2つのテーマを中心に一緒に考えてみましょう。

   講 師  吉木デンタルクリニック院長 吉木邦男氏
   と き  2014年8月24日(日) 午前10時~12時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生


「歯科医師から見た食育
 クイズで語る おもしろ食育最前線」


 クイズ形式で食育の話をします。試験ではないので、隣の方とも相談自由。
 子どもの心に戻ったつもりで、食育に関する話題を通じ、口の中のふしぎ・ふしぎについて一緒に考えてみましょう。
 主な内容:①この18歳の子は?、②動物園のサルと野生のサル、③野生のサルが最初に食べるのは?、④口に入る前の食育・入った後の食育、⑤“家”の語源とは?、⑥なぜ旭山の動物は元気なのか?、⑦NHK連続朝ドラ,某子役にみる滑舌低下の原因、⑧なぜ一口30回なのか?50回噛む方が・・・。、⑨前歯でかじる食べ物を! 捕食機能の低下と口呼吸
 エピロ-グ:健口から健考、そして健幸へ

   講 師  モンゴル健康科学大学客員教授 岡崎好秀氏
   と き  2014年7月20日(日) 午前10時~12時
   ところ  じゅうろくプラザ 5階小会議室1
   対 象

 歯科医師、スタッフ/研修医、歯学部・歯科衛生学科の学生



「明日からあなたも口腔漢方医
 ~処方から副作用まで~」


 平成24年4月、日本歯科医師会発行による「薬価基準による歯科関係薬剤点数表」に、7種の「漢方薬」が列挙されました。漢方薬掲載の背景には、従来から処方されていた西洋薬では対応できない口内炎、口腔乾燥症、歯周病に対して漢方薬の処方が歯科で多かったためであろうと思われます。
 臨床のなかで、従来からの外科的な補綴、保存、矯正的な対応以外に、喉の渇き、舌や口内の痛み、味覚の異常、口臭を訴える患者が増加傾向であります。これらの症状は、医科と歯科の狭間で、時として患者の行き場のない疾患でもあります。このような患者に対して、漢方薬が治療の選択方法のひとつであるはずです。今回、皆様に口腔疾患に対する漢方薬の選択方法、投与期間、副作用に関してお話いたします。

   講 師  大阪歯科大学教授 王 宝禮氏
   と き  2014年6月15日(日) 午後2時~4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、研修医、学部学生・大学院生

歯科スタッフ研修会

「患者さんの喜び、歯科衛生士の喜び」


 全身疾患をお持ちの方、多忙で食生活が乱れている方、歯周病を深く悩んで来院された方、お口の健康に高い価値をお持ちの方など…一人ひとりの患者さんを大切に思い、真摯に向き合うことが、歯科衛生士のやりがいにつながってくると感じています。そこで、今回は患者さんの症例をご紹介しながら、歯周基本治療はもとより、メインテナンス、審美歯科治療、さらには、医療人としての在り方など、様々な視点からお話させていただきたいと思います。歯科衛生士になってよかった!と感じていただけたら嬉しいです。

   講 師  歯科衛生士 塚越芳子氏
   と き  2014年6月1日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象

 歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科衛生士学校の学生



「歯内療法のトラブルを避ける、歯髄を取らずに残す
 ~象牙質/歯髄複合体の科学と臨床~」


 歯内療法は歯の保存の「最後の砦」ではありますが、さまざまな継発症のリスクを抱えた処置でもあります。歯髄の機能や歯の構造との温存が、患歯の長期保存を図る上で多大な意義を有することは疑いありません。
 本講演では、歯髄で巧妙に営まれる生体防御•修復機構の実態や、新たな生体材料であるMTAの理化学的•生物学的特性などを話題として、象牙質/歯髄複合体の科学と臨床との関連を俯瞰しながら、歯髄保存療法の新たな展開の可能性を考察したいと思います。

   講 師  新潟大学大学院医歯学総合研究科教授 興地隆史氏
   と き  2014年5月11日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  じゅうろくプラザ 5階小会議室1
   対 象  歯科医師

歯科研究会(2013年開催報告)
医科歯科合同研究会

「地域に“寄りそ医” 20年

 ~地域住民と診療所医師の強くて温かい絆の物語~」


 卒後3年目の平成3年に赴任した先は、山間の村にある診療所だった。村の中で医師は自分1人だけ。慣れない環境で四苦八苦しつつも、「家で最期を迎えたい」と望む住民の願いをかなえようと、保健・医療・福祉(介護)の連携による地域包括医療・ケアを推進してきた。ここまで20年以上も勤められたのは、地域住民からの支えがあったからだ。この地域の絆こそが、医療崩壊から医療再生に向かうためのキーワードに思えてならない。

   講 師  おおい町国保名田庄診療所 所長
 自治医科大学地域医療学 臨床教授 中村伸一氏
   と き  2013年12月15日(日) 午後2時~午後4時
   ところ  ホテルグランヴェール岐山 2Fカルチャーホール
   対 象  医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、医療関係者



「歯を残すための咬合性外傷の新しいパラダイム
 ~7番問題とPerio splint denture」


 今日の咬合性外傷の臨床上の取り組みには混乱が生じている。その理由は、これまでの咬合性外傷の研究が歯根膜の病態生理を明らかにしないまま、短期間の少ない研究で説明しようとしたことに無理があった。そこで、我々は、歯周ポケットの発生と歯根膜の変化にフォーカスした長年の研究成果から事前対応型歯周治療33の理論と7つのメソッドを提案して、咬合性外傷に新しい科学的根拠のある病態生理を提示した。これらの研究に基づいて歯周治療における咬合性外傷のパラダイムシフトを示す。

   講 師  九州歯科大学名誉教授 横田 誠氏
   と き  2013年12月1日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師

「歯周病治療 "Back To The Basics"」


 歯周治療は大きく分けますと非外科的なアプローチ、外科的なアプローチの大きく分けて2つの治療方法が挙げられます。歯周病は歯周病原因菌による感染が原因の1つです。非外科的なアプローチ、外科的なアプローチはどちらも基本的な理念として感染の除去が処置の大きな目的であります。感染の除去手段としてスケーリング・ルートプレーニングは歯周治療の中では比較的地味なテーマでありますが、歯科医師・衛生士のどちらにとってもマスターしなくてはならない手段なのです。なぜならば、スケーリング・ルートプレーニングは全ての歯周治療処置に通じる普遍的で最も基本的な処置なのです。
 今回の講演会では歯周病治療方法の中でもスケーリング・ルートプレーニングにフォーカスを当てて、学術的な背景と臨床的な背景、術式等に関して海外の学術論文を元にした解説をさせていただきます。

   講 師  藤本歯科医院/藤本研修会 藤本浩平氏
   と き  2013年10月27日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士

病気を持った患者の歯科治療シリーズ

「口呼吸と鼻・咽頭の疾患について」


 口呼吸をしている人は食事のとき、話をするとき、唾液を飲みこむとき、そのたびに舌で前歯を押してその結果出っ歯になるという。口呼吸をするということは鼻呼吸ができないということであり、それを防ぐためには鼻腔の容積を確保する必要がある。当日は鼻呼吸障害の原因となるアレルギー性鼻炎、急性・慢性鼻副鼻腔炎、鼻中隔彎曲症などの鼻疾患、アデノイド増殖症、扁桃肥大などの咽頭疾患、睡眠時無呼吸症候群等につき解説する。

   講 師  松原耳鼻いんこう科医院院長 松原茂規氏
   と き  2013年10月16日(水) 午後8時~9時30分
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、医師、スタッフ

歯科スタッフ研修会

「口腔筋機能療法(MFT)の実際
 -機能と形態の深い関係-」


 口腔筋機能療法(MFT)とは「歯列に加わる筋圧のバランスを整える」ことを目的とした訓練法で、咀嚼・嚥下・発音・呼吸・姿勢など口腔と関連した要素の機能改善および安静時における舌や口唇の位置の適正化などによって構成されています。
 MFTを行うことにより、歯列形態が自然に改善された例や矯正治療後の咬合の長期安定性が得られた例などをご覧いただき、機能と形態の深い関係について考えてみたいと思います。

   講 師  高橋矯正歯科クリニック院長 高橋 治氏
 

歯科衛生士 高橋未哉子氏

   と き  2013年9月29日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科衛生士、歯科医師


「補綴治療を成功に導くカギ
 -いかにして診断力・補綴力を身につけるか-」


 歯科治療の目的は痛みからの解放と補綴治療による機能回復です。インプラント・CT・接着技術の向上など大きく進化し、欠損補綴はセラミック応用された審美的な固定式補綴へと変わりました。複雑な義歯設計ではなく簡単な設計へと変化した感があります。
 そこで今考える補綴治療を成功に導くカギはどこにあるのでしょうか?
  ・ 顆頭位と咬合位の診断、咬合器を臨床に生かすには
  ・ プロビジョナルの臨床応用と調整
  ・ 支台形成・印象・咬合採得のポイント
 これらについて一緒に勉強したいと思います。

   講 師  吉木デンタルクリニック院長 吉木邦男氏
   と き  2013年8月18日(日) 午前10時~12時
   ところ  じゅうろくプラザ 5階 小会議室1
   対 象  歯科医師


「咬合の確立と生涯維持を考える」


 生後、乳歯列を経て10代半ばで永久歯列は附随する骨、関節、筋とともにいったんの完成をみる。上下の歯牙はそれぞれの顎骨から独立して萌出しているにもかかわらず、各人はそれなりの精度を持った咬合を獲得している事実は、よく考えてみると不思議な現象とも言える。インプラントが普及してきたとはいえ患者ニーズは、自身の歯牙の保存と咬合の生涯維持にあることは自明だろう。このニーズに応える為に歯科医や衛生士はどの様な視点を持つべきなのだろうか?
 矯正の立場から、成長発育期から高齢期までの患者生涯の各ステージでの介入の必要性と不必要性、およびその根拠を考えてみたい。

   講 師  加治矯正歯科クリニック院長 加治初彦氏
   と き  2013年7月7日(日) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師、歯科衛生士


「審美性の要求にこたえるパーシャルデンチャー
 -特にアセタールレジンクラスプ®の臨床応用について」


 近年、審美性に対する患者の要求度が高まる中、メタルクラスプの審美不良の対応策として、熱可塑性樹脂(レジン)の一種であるアセタールレジンクラスプ®に着目し、その有用性について基礎的、臨床的検討を約7年間行い、患者満足度の高い良好な結果が得られています。本クラスプは、従来からの設計原則を変えずにレジン床・金属床義歯に応用でき、クラスプの交換も簡単であり、さらに、VITA Shade 16色、透明色、歯肉色が備わっている点においても優れています。今回は、本クラスプの材料特性、設計の要点、臨床応用例、クラスプ交換法およびビーチアタッチメントについてもお話したいと思います。

   講 師  日本大学歯学部歯科補綴学第Ⅱ講座診療教授 豊間 均氏
   と き  2013年6月9日(日) 午後3時~6時
   ところ  じゅうろくプラザ 小会議室1
   対 象  歯科医師

病気を持った患者の歯科治療シリーズ

「口腔領域と精神疾患」


 現代はストレス社会のため、様々な精神疾患に罹患した多くの人がいます。そういった多くの人も当然のことながら歯科医療機関を受診します。当日の講演では、そういった様々な精神疾患を持った患者さんが、歯科医療機関を受診する際に必要となる精神疾患の理解と向精神薬の副作用、特に口腔領域に出現する副作用、歯科領域と精神科領域との連携などを中心に話をする予定です。この講演で、多くの先生方の日常の臨床において、少しでも役に立てればと考えています。

   講 師  西知多こころのクリニック院長 竹内秀隆氏
   と き  2013年5月19日(日) 午前10時~12時
   ところ  じゅうろくプラザ 小会議室1
   対 象  歯科医師、医師、スタッフ


「歯周病患者の矯正治療」


 歯周病罹患歯において、歯根膜を再生する再生療法は理想である。しかし、日常臨床において歯周病菌の除菌は困難な場合が多い。例えば、歯周基本処置が充分でも、根分岐部病変部位は、除菌が困難である。また、傾斜歯や歯の叢生、深い歯周ポケット部位も除菌が困難な場合が多い。一方それぞれ、傾斜歯の直立や叢生の改善、歯の挺出による歯周ポケットの改善を行えば、除菌は促される可能性がある。そこで、歯周と矯正の併用療法を行ったので、症例を供覧する。

   講 師  東京都・野田矯正歯科クリニック院長 野田隆夫氏
   と き  2013年4月29日(月・祝) 午前10時~午後4時
   ところ  三井生命岐阜駅前ビル 6階会議室
   対 象  歯科医師