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会長あいさつ
医療制度充実のために一致団結を

会長 永田正和
新年あけましておめでとうございます。昨年はアンケート調査や署名活動など、様々な協会活動にご尽力いただきありがとうございます。
医療を取り巻く環境はインフレ社会の中で置き去りにされ、大変苦しい状況です。物価高やインフルエンザやコロナなどの流行に対しての感染症対策が大変な中、日夜診療に孤軍奮闘されている先生方に敬意を表します。どの病院や診療所も経営が厳しくなっております。今年は診療報酬改定の年です。昨年末に本体改定率は3.09%増で決着しましたが、全く不十分であり、今後も病院・診療所含めて、基本診療料を中心に診療報酬の10%以上の引き上げを求めていきます。
昨年は当協会では、診療報酬改定2024で生じた問題の解決と2026年度改定に向けた要求運動、患者負担を軽減するための運動として「高額療養費制度問題」、「OTC類似医薬品の保険外し問題」、「マイナ保険証問題(従来の保険証の復活、資格確認書の全員交付など)」、「医薬品不足問題」、「歯科医療費の総枠拡大」などを主に署名活動や国や自治体への要請をしてまいりました。
今年は、昨年の「三党合意」や維新の会などによる強引な社会保障費の抑制、患者切り捨ての政策の継続が予想されますが、「高額療養費制度改悪問題」の議論では、保団連や協会、患者団体の粘り強い反対で「凍結」になりましたように、あきらめず粘り強く国に要請してまいりますので、今年も署名活動などにご協力よろしくお願いします。
また、今後は更なる薬価引き下げ、長期収載品の更なる自己負担増、OTC類似医薬品の保険外し、電子カルテの普及の促進、新たなる地域医療構想、介護サービスの縮小、ケアプランの有料化などが計画されています。今年もこの医療・介護崩壊の阻止にむけて役員、事務局が一丸となって邁進してまいりますので、是非ご協力の程よろしくお願いいたします。また、当協会では様々な研究会、講演会、診療報酬改定に関する説明会、新規開業医講習会、日帰りバス旅行などを企画しておりますのでご活用下さい。最後に先生方の益々のご活躍とご健康をお祈りいたします。
(2026年1月、新春特集号でのご挨拶)