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 5.19保団連国会行動 
通常国会最終盤
10月実施「医療費窓口負担2割化」中止を要請
岐阜から「2割化中止を最後まで頑張ろう」と
訴える竹田会長
 協会・保団連は、通常国会会期末まで残り1カ月を切った5月19日、10月実施の75歳以上医療費窓口負担2割化中止を求めて国会行動を実施した。昼には、全国31カ所をWEBで繋いで「75歳以上の医療費窓口負担2割化」は中止!署名提出集会を開催。現地で約100人が参加した。当日は、山田事務局長が上京し県選出国会議員7氏に対して秘書を通じて陳情したほか、竹田会長、篠田副会長、事務局2人が昼のWEB集会に参加した。
 昼の国会内集会では、立憲民主党、共産党の衆参国会議員9人が臨席。全国から寄せられた署名8万6362筆を受け取り、議員からは「政治の役割である国民の命とくらしを守るために頑張る」との挨拶や「参院選で2割化中止の世論を盛り上げ、中止に追い込もう」との決意も述べられた。
 フロア発言では、出席者から「2割化は負担増の高齢者だけでなく、それを支える家族、我々医療者にも問題。最後まで署名運動を強めよう」との発言や、岐阜からは竹田会長が「2割負担を知らない患者がまだ多い。突然の負担増で困らないよう反対運動を盛り上げよう」と訴えた。
 県選出国会議員7氏への陳情では、残念ながら、議員本人との面談は叶わなかったが、秘書を通じて「年金引き下げや物価高、介護保険料引き上げもあり、高齢者の生活は苦しく、食費を削らざるを得ない事態。何としても2割化中止を」と訴えた。
 岐阜協会に寄せられた署名は、5月31日現在、5357筆に達しており、6月2日の今国会最後の国会行動で愛知の吉田統彦衆議院議員を通じて提出する予定である。

(岐阜県保険医新聞2022年6月10日号)