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活動方針

2016年度活動の重点

1.新点数対策と診療報酬改善の運動


 診療報酬の改定率は本体プラス0.49%、薬価等マイナス1.33%で、全体ではマイナス0.84%となった。この他に、市場拡大再算定による薬価の見直しなど医療費削減の項目が別枠で示され、マイナス幅は更に拡大し、現場への影響が懸念される。
 点数表がどう改定されるかが関心事であるが、協会は、新点数説明会・検討会の開催、各種テキストなどによる情報提供、電話等による質問・相談への対応を行う。また会員の意見を集約し、新点数を含め、診療報酬の不合理是正の運動に取り組む。

2.患者負担増反対など社会保障を守る運動


 財務省は財政バランス黒字化をうたい社会保障費削減を主張し次々と患者負担増計画を発表している。雇用が不安定ななか医療・介護負担が重なるとたちまち経済破綻してしまう国民生活の状況は「下流老人」という新語にも示されている。国民とともに、患者負担増に反対し、社会保障を守る運動を進める。

3.審査、指導・監査対策の推進


 会員の相談に応じ、不安に応える取り組みとともに、保険診療についての理解を深める取り組みを行う。電子レセプト請求により突合・縦覧点検が簡単に行えるなど審査が厳しくなっている。納得できない審査を放置せず審査改善の運動を進める。指導・監査改善を実現するため、法令に則った指導・監査が行われるよう、関係機関への働きかけなど、改善運動に取り組む。

4.消費税増税中止と損税対策など税務の取り組み


 消費税の増税中止と医療機関の損税対策のためにゼロ税率(免税)適用を求める運動を進める。

5.参議院選挙対策


 選挙は、世論づくりのチャンスであり、選挙の争点に「社会保障の充実」を掲げさせる取り組みを行う。

6.共済三本柱の普及強化


 協会が扱う共済制度は会員の大きな特典であり、医師・歯科医師のライフスタイルに適ったものである。それぞれの制度の魅力を一層周知し、普及につとめる。制度管理の強化、相談への親切な対応、正確な手続きにつとめる。

7.文化活動など会員のニーズに応える活動


 医療、経営問題のみならず、文化活動、無料法律相談など多様なニーズに応える活動を行う。また、平和・民主主義、環境問題など社会の諸問題にも関心を持ち多彩な活動を行う。

8.医科・歯科の独自活動の推進及び連携


 医科、歯科の保険医が加入する組織の特性を生かし、連携して医療運動を推進する。また、医科、歯科が置かれている状況の相違点を踏まえ、それぞれの独自性を尊重して諸活動を進める。

9.他団体との連携、市民と結びついた活動


 医療関係団体、市民団体との連携を強める。マスコミ、諸政党との懇談などを通じ、医療現場の実態を伝え、保険医運動への理解を促す。ともに医療現場で働く仲間として、スタッフはもとより医療・介護関連職との連携を強める。

10.会員を増やし組織の活性化をはかる


 会員を増やすためPRにつとめ、特に新規開業医、勤務医への入会呼びかけを重視する。専門部会・委員会活動を活発に行い、行事や運動への会員参加を増やす。