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11.18学校健診後治療調査記者発表
「健診後未受診率約60%」
   新聞4紙にて掲載
フリップを用い、結果について報告・解説する池庭理事(中央)
 協会は、2月~3月に実施した「2020年度医科歯科学校健診後治療調査」の集計結果について、11月18日に県政記者クラブにて記者発表を行った。当日は、永田副会長、池庭・萩谷理事が出席した。
 記者発表では、池庭理事が協会の紹介等を行った後、アンケートの実施要項から解説し、アンケート結果の中でも特に目立った4つのトピックス「歯科・視力健診での要受診率が高い」「小・中・高と学年が上がると共に健診後の未受診率が高い」「コロナの影響として、肥満や視力低下、心身不調も増加」「未受診の理由は『親の疾病への理解不足』『コロナによる受診控え』に加え『家庭の経済的・構造的理由』」を中心に報告した。今回のアンケート結果を受け、池庭理事は最後に「未受診の児童・生徒は何らかの問題を抱えている。必要な受診を促し、児童・生徒の健康を守るために、行政や医療機関、学校などが連携して支えていく必要がある」と訴えた。
 当日は岐阜・朝日・中日・読売・毎日新聞とケーブルテレビCCNから取材を受け、記者から「未受診であることに対する新型コロナの影響はあったのか」との質問に対し、「元々親の受診への理解不足などがあった上にさらにコロナによる受診控えが上乗せされた可能性がある」と説明した。
 記者発表の様子は、翌日の19日に岐阜・朝日・中日新聞に、27日に読売新聞に掲載され、特に岐阜新聞では一面記事で「6割の1.8万人未受診」の見出しで取り上げられた。また20日のケーブルテレビCCNのニュース番組「エリアトピックス」にて放送された。

(岐阜県保険医新聞2021年12月10日号)