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署名とクイズでみんなでストップ!患者負担増
 引き続きのご協力をお願い致します

 10月24日臨時国会が召集された。安倍首相は「全世代型社会保障改革」を提唱し、生涯現役社会達成で高齢者を「支えられる側から支える側へ」シフトさせようとしている。しかも全世代型社会保障改革は厚労省ではなく経産省主導の未来投資会議で検討するという。未来投資会議では「雇用・社会保障の一体改革」が提言された。高齢者のサービスを削るだけでなく「もっと働け」とお尻を叩かれるということか。
 しかも社会保障制度そのものの見直しが中断されたわけではない。統一地方選挙、参議院選挙後には新たな社会保障改革工程表が未来投資会議から発表されるという。現在、財務省が提唱している改革工程表での「見直し項目」が引き継がれ、更なる「患者負担増」が推進される流れである。

患者さんに喜ばれている署名とクイズ


 それに対し、協会・保団連は待合室キャンペーンで患者負担増にストップをかける取り組みを進めている。署名の請願項目は「患者負担を増やさないで、窓口負担を軽減して」とシンプルで、名付けて「みんなでストップ!患者負担増」署名である。
 署名用紙は月刊保団連9月号と11月号に同封して会員の皆様にお送りし、既に多くのご協力をいただいているが、引き続きお願いしたい。
 クイズチラシは「クイズで考える私たちの医療」と称している通り、医療に関するクイズを解いて応募すれば抽選で景品が当たるというもの。診療の待ち時間が楽しくなると患者さんに喜ばれている。多くの患者さんへ配布していただきたい。
 クイズの応募ハガキに記入されたコメントをみると、クイズを見るまで、後期高齢者の窓口負担を2割にする見直し案を「知らなかった」という方も多い。情報を伝えるために、署名やクイズはその力を大いに発揮している。ぜひ、多数のご協力をお願いしたい。

◎署名の締め切り
 臨時国会に提出するため11月末までに。それ以降も、来年の通常国会での予算審議に向けて、引き続きご協力を。
◎クイズの応募締め切り
 来年1月15日(消印有効)




(岐阜県保険医新聞2018年11月10日号)