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保険医新聞9月号主張

 第36回医療研究フォーラム in 岐阜
 オンラインで是非ご参加を
 9月19日、20日に第36回保団連医療研究フォーラムが岐阜にて初開催されます。このコロナ禍を考慮して断腸の思いで会場参加は中止し、オンラインのみで開催することになりました。会員の皆様には大変ご迷惑をかけます。

 1日目の「全国共同調査結果」では、医師の高齢化、約4分の1の先生が週60時間以上の過重労働が浮かび上がり、診療報酬の引き上げや算定・届出業務の簡素化などを多くの先生が望んでおられることなどの結果を発表します。小島勢二氏の記念講演と俳優の竹下景子氏との対談では、小島氏に超高額薬価対策などをお話しいただき、その後竹下景子さんと「すべての子どもたちに平等な医療と明るい未来を」と題して対談を行います。オンライン開催のみですのでご注意ください。  2日目の午前にシンポジウムI「生き生きと働く工夫~夢と希望のある医療(医科)」では、羽島郡の総合在宅医療クリニックの市橋亮一氏に「プロフェッショナルが働きやすい『自由に発言し、自分の仕事を自ら設計して働ける環境』を目指して」、岐阜市の矢嶋小児科小児循環器クリニックの矢嶋茂裕氏に「小児科開業医が行えること~見えてきた少子化と保険診療の限界」、大阪府保険医協会の嶋田一郎氏に「多職種連携・医療機関連携に基づく、生き生きとした地域医療」、岩手県保険医協会の小野寺けい子氏に「女性医師の現状とジェンダー平等に向けて」と題して講演とディスカッションを行います。

 シンポジウムⅡ「生き生きと働く工夫~夢と希望のある医療(歯科)」では、高松市・しん治歯科医院の高橋伸治氏に「予防歯科型歯科医院を運営して思うこと」、福山市の猪原歯科・リハビリテーション科理事長の猪原健氏に「歯科衛生士が歯科衛生士として働き続けることができる社会の実現のために」、奈良県橿原市の医療法人橿の木会さわやか歯科の吉田美香氏に「歯科開業医として小児発達支援から『今こそ人のために生きる!ソーシャルビジネスの実現』」、羽島市のはま歯科医院の濱昌代氏に「女性歯科医師がいきいきと働くために~開業医の立場から」と題して講演とディスカッションを行います。

 午後にはシンポジウムⅢ「コロナの先に見える日本」と題して、岐阜県総合医療センター感染症内科医長の鈴木純氏に「COVID-19に対する現場の対応」、松波総合病院理事長松波英寿氏に「新型コロナに対する私たちの対応-いいと思われる事は何でもすぐ行う-」、京都大学大学院工学研究科教授の藤井聡氏に「コロナ禍の本質は、医学的問題でなく精神病理学的『集団パニック』問題である」、保団連会長の住江憲勇氏に「今こそ医学・医療・公衆衛生学的安全保障を」と題して講演とディスカッションを行います。

 この3つのシンポジウムもオンライン形式のみで行い、会場には演者のみとなりますので参加される先生はお間違えのないようお願いします。また、2日目の分科会とポスターセッションはオンデマンド配信とさせていただきます。初めての試みですが是非ご参加のほどよろしくお願いします。

(2021-9)