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レセプト記載要領コード化アンケート
「請求事務の時間 増えた」が47%
 ~厚労省の説明とは相反する結果に
 協会では、ファクス通信に登録している医科会員826人に対して、「電子レセ請求における記載要領コード化に関するアンケート」を実施、6月21日から7月9日までの期間に248人(協力率30%)から回答があった。アンケートは保団連の要請を受けて行ったもので、全国の保険医協会・医会でも取り組まれた。結果は2022年度診療報酬改定に向けた厚労省要請等に活用される予定である。
 保団連では現在、全国から寄せられたアンケートの集約を行っているが、本稿では、当会会員から寄せられたアンケートの結果を一部紹介する。
 昨年10月診療分(11月請求分)から完全実施となった電子レセプト請求の記載要領コード化について、「請求事務の時間はどうなったか」との設問に対して、「増えた」との回答が47%と最多となった。「分からない」は31%、「変わらない」(※)は14%、「減った」は4%であった。厚労省はコード化を導入した理由として医療機関の請求事務の負担軽減を挙げているが、これとは相反する結果となった。
 アンケートにご協力いただいた医療機関の皆様、ありがとうございました。

※アンケートに「変わらない」との回答項目はないが、「その他」の回答欄に「変わらない」との記載が複数あったため、本稿では「変わらない」との項目を設定している


(岐阜県保険医新聞2021年8月10日号)