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平成28年度指導実施計画
集個は医科・歯科とも9月、適時調査は51病院に予定
実施通知は今年から「実施日の1カ月前」に
 協会は東海北陸厚生局岐阜事務所に対し、平成27年度指導実施結果と平成28年度指導実施計画を開示請求した。開催方法については、「指導の通知日」「指導対象患者の通知時期や人数配分」などの見直しが今年度から行われることになっている。  本稿では、今年度の指導計画を中心に解説する。

集団的個別指導


  医科は9月に74件
  歯科は9月に59件を予定





 集団的個別指導は、前年のレセプト1件当たりの平均点数が指導点数(医科は病院の入院が平均点数の1.1倍、診療所の入院外が平均点数の1.2倍、歯科は病院、診療所の入院外が平均点数の1.2倍)より高く、類型区分ごとの医療機関の総数の上位より概ね8%に位置する場合に対象となる。ただし、前年度及び前々年度に集団的個別指導又は個別指導を受けた場合は除外される。
 今年度は医科74件(6病院[前年度計画比で増減なし]、68診療所[同4件増])、歯科59件(同9件増)に対し、医科、歯科ともに9月に予定されている。類型区分ごとの平均点数、指導点数、選定件数は表1を参照されたい。今年度集団的個別指導を受けた医療機関は平成29年度の実績においても、なお指導点数より高い医療機関に該当する場合は、平成30年度に個別指導の対象となる。
 なお、今年度からの運用見直しとして、集団的個別指導や高点数個別指導の選定基準となる「高点数医療機関」について、1カ月のレセプト平均取扱件数が、これまでの「概ね10件未満」から「概ね30件未満」に変更される。1カ月の来院患者数が少ないほど治療回数が増えるため高点数になり易く、一定の改善が図られることとなった。
 平成25年度から平成27年度にかけての平均点数の推移は表2を参照されたい。

個別指導


  新規指定 医科26件、歯科30件
  その他 医科46件、歯科39件


 新規指定による個別指導は、医科で26件(前年度計画比で22件減)、歯科で30件(同3件減)が予定されている。医科・個別指導は46件(同12件増)予定されており、その内訳は「情報提供によるもの」(1件)、「再指導によるもの」(12件)、「高点数によるもの」(32件)、「その他」(1件)となっている。歯科・個別指導は39件(同8件減)予定されており、その内訳は「情報提供によるもの」(1件)、「再指導によるもの」(11件)、「高点数によるもの」(27件)となっている。

集団指導


  新規指定、更新対象に実施

 医科は7月、11月、翌年1月に新規指定・指定更新の医療機関を対象に行われるほか、新規登録した保険医を対象にした集団指導が8月に行われる。
 歯科は5月、12月に新規指定の医療機関を対象に行われる他、12月に更新対象の医療機関を、6月には新規登録の保険医を対象とする集団指導が行われる予定である。

適時調査


  実施方法が一部変更に

 適時調査(施設基準を満たして届出を行う必要のある診療報酬項目について、届出の内容と合致するかどうかの確認及び実施状況の調査)は医科の病院のみを対象に51件(前年度計画比で12件増)が予定されている。
 なお、実施通知の発出が調査日の「3週間前」から「1カ月前」に変更されるなど、適時調査の実施方法が一部見直しとなる。

その他の事項


 協会では指導に関する相談に随時応じており、ご不明な点があれば、お問合せいただきたい。
 また岐阜県では、個別指導時の弁護士帯同や、録音も認められている。

(岐阜県保険医新聞2016年6月10日号)