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“後発品の品質”や“医薬分業”などに一言
会員アンケートに寄せられた意見③
 8~9月に実施した「後発医薬品の使用等に関する会員アンケート」には、後発医薬品の使用促進の是非から医薬分業のあり方、薬剤審査の問題点に至るまで、さまざまな意見が寄せられました。前々号、前号に引き続いて紹介します。

院内処方への評価について


▼高齢者が多いため、分包を行うことが多いが、院内処方を行っていると分包紙代がかなりかかり、分包の手間、時間がかかる。一包化に点数を付けるべき。(70代・内科開業医・無床診)

▼院内処方にももう少し点数を増やしてもらいたい。(50代・外科開業医・無床診)

▼院内処方時、“調剤料”が問題となる。(イ)時間がかかる。老人の薬剤管理をよくするため、種々の工夫が必要となる。シールのまま渡せないなど。(ロ)包装紙が高価である。かなりの赤字となる。長期投与が多くなっているため。(80歳以上・内科開業医・無床診)

薬剤の保険給付について


▼湿布は正しく使い、保険給付から外すべきでない。患者を教育することは可能。(50代・整形外科開業医・無床診)

▼湿布、漢方薬も立派な薬品です。保険給付を継続することを望みます。(40代・内科開業医)

▼湿布など、いきなり保険給付から外すのではなく、自己負担を増やすなど徐々に対応していく必要があると思う。(40代・整形外科開業医・無床診)

▼湿布剤について、内科医師からの処方が多い。患者さんの求めるままに処方されている現状は、行政が制限あるいは除外しようとするのも故なしとは言えない。各メーカーが大判の湿布剤を続々と生産しているが、全く無駄なもうけ第一主義と言わざるを得ません!(70代・整形外科開業医・無床診)

保険指導について


▼たった一人の、特殊な薬のために院外処方にすると、院外処方診療所と認定され、保険点数を少なくしなければなりません(検査を減らし、後発品ばかり使う)。これは理不尽と思いますが、院外だけだと、大量の先発薬とたくさんの検査をしても審査には通ってしまい、これが医療費を押し上げています。(60代・産婦人科開業医・有床診)

審査について


▼十分な医科、薬科での情報共有が必要。薬科との食い違いで、医科から減点されるのは如何なものか。(50代・内科開業医・無床診)

▼突合で医薬品が査定されたとき、処方医のみに減額負担させられる意味が分からない!こちらは院外なのだから、処方薬の金額をもらっていないのだから、薬局から減額すべきではないのか。(50代・泌尿器科開業医・無床診)

▼ジェネリック医薬品が発売された時点で、適応疾患をすべて統一してほしい。(60代・内科開業医・無床診)

医療政策全般について


▼患者負担を考えると、安くて安全な薬がベストと思います。(50代・内科開業医・無床診)

▼医師の処方権を侵害し(医師は患者に最善の医療をすることを前提として)、医療の内容に踏み込んで医療費の削減をする政府の方針に反対します。(80歳以上・小児科開業医・無床診)

▼医療費の今後の上昇を抑えるためには、非効率な中間マージンのような門前薬局を存在させるのは、あまり価値が少ないと思います。無駄な人件費のようなものです。(60代・内科開業医・無床診)

▼最近出る薬は値段が高すぎて使う気にならない。(40代・胃腸内科開業医・無床診)

▼門前薬局の存在意義が分からない。社会保障費の減が急務なのにおろかな政策だ。(40代・眼科開業医・有床診)

▼公務員は全員ジェネリックを服用することで、一般国民に啓蒙するべし(私達も飲んで安全で効果がありますから、国民の皆様も飲んでください)。クールビズ、節電などを官庁が率先して行うように、公務員はジェネリックを飲んだ上で国民に勧めるべきである。ジェネリックのメリットを広告していますが、先発品のメリットも知らせないと片手落ち。医療よりも財政が優先しているのは、国民を早死にさせる策である。ジェネリックは欧米に比べて質が悪い、検証が甘い。(70代・整形外科開業医・無床診)

▼ジェネリックの使用は公務員においてまず推進するべき。一般企業の会社員は会社からジェネリックの使用を勧められている。(50代・耳鼻咽喉科開業医・無床診)

▼政治家、高級官僚の使用している薬を調べてみることはできませんか?皆様、ジェネリックをご使用でしょうか?(60代・内科開業医・無床診)

▼ご都合主義の薬価改定に振り回されたくない。(60代・内科開業医・無床診)

▼調剤料、薬局の指導料は再考を。(40代・産婦人科開業医・有床診)

▼接骨院・鍼灸院で第二、三種医薬品を販売しているケースがある。法的には問題ないかもしれないが、白衣を着た柔道整復師が知識もないのに薬の講釈をするのは有害。患者さんは白衣を着ていると医師と間違えるので、インチキ医療がはびこる危険があるのではないか?(50代・整形外科開業医・無床診)

▼後発品が増えることも、医薬分業も、時代がその方向に向いており、しかたがないことと考える。ただ、医療費削減目的のみで、際限なく進められるのはどうか。医療費削減には、予防医学や健康増進のための食育が重要。国をあげた減塩や減糖分などの政策が必要でしょう。(60代・産婦人科開業医・有床診)

▼自分の使用では、ジェネリックはあまり使用したくない。(70代・小児科開業医・有床診)

▼政府の方針が分からない。地域包括診療加算では24時間対応の薬局との連携が必要だが、そんな薬局は限られている。田舎では自分のところで薬を持たなければならない。一方で医薬分業をとなえながら、全く矛盾している。また、医薬分業すれば時間外対応を薬局がしないので、開業医も時間外は診療しなくなるのは当然である。(70代・外科開業医・無床診)

▼リフィル処方せんには反対。(50代・内科開業医・無床診)

▼できるだけ現行の体制を変更しないでほしいです(ジェネリックを増やす以外)。(60代・内科勤務医・無床診)

▼「患者の自己負担とする」ということは以ての外!なぜ、そこまで後発品にこだわるのか?院内処方では先発品の薬価も下がっており、患者負担は院外処方よりも少ないと思う(後発品に変更しても)。後発品が増えすぎて何ともならない。メーカーの都合で突然製造中止となったりで、やりにくくて仕方ありません。(60代・内科開業医・無床診)


(岐阜県保険医新聞2016年2月10日号)